Pro-Career Story 株式会社フォトラクション 取締役CFO 渡辺浩明さん
こんにちは、Professional Studio広報担当です。
弊社は、”経営幹部人材輩出のエコシステムを創る”をミッションに掲げ、スタートアップ幹部人材のキャリア支援を行っています。
Pro-Career Storyでは、スタートアップ幹部への転職に成功した方々の、転職に至るまでの経緯や考え方、どのように成功に至ったか、転職後のリアル等を1名ずつ掘り下げてご紹介していきます。
今回は、株式会社フォトラクション 取締役CFOの渡辺 浩明さんへ、株式会社フォトラクションへ入社されるまで、そして今後の展望や転職のアドバイスまで伺ってきました。
渡辺 浩明 株式会社フォトラクション 取締役CFO
生命保険会社から2010年に当時20名の株式会社リブセンスに転職。同時に営業から管理部門へキャリアチェンジ。経理を中心に管理部門のメンバーとして東証マザーズ上場を経験。その後、Retty株式会社のコーポレート部門立ち上げ、ヘルスケアベンチャーの取締役を経て、2019年より現職。
ご経歴/仕事内容
2007年4月〜2009年12月 アフラック生命保険株式会社
2007年4月〜2009年12月
パートナーセールス(法人営業部・鹿児島支社)
2010年4月〜2014年12月 株式会社リブセンス
2010年4月〜2013年12月
経営管理本部 経理・労務
2014年1月〜2014年12月
総務人事部 総務・法務・内部統制
2015年5月〜2017年4月 Retty株式会社
2015年5月〜2017年4月
コーポレート部門 全般
2017年5月〜2019年3月 株式会社MEJ
2017年5月〜9月
コーポレート部門
2017年9月〜2019年3月
取締役CFO
2019年4月〜現職 株式会社フォトラクション
2019年4月〜2019年9月
コーポレート部門
2019年10月〜現職
取締役CFO
Q. 現職に転職する際、どういった選択肢を考えていましたか?(転職、独立、副業など)
・他スタートアップへの転職
・証券会社への転職(公開引受部)
というのも自分の今までのキャリアを活かせることと、新しいチャレンジになることが、半々くらいで存在している環境が良いと考えていました。必要とされる環境できちんと価値発揮できることも自分にとっては重要でしたし、新たなチャレンジをして今までよりも多くのことをできるようになりたいという思いもあったためです。
Q. 現職に転職することを選択をした理由は何でしょうか?またその際に決め手となる選択基準は何でしたか?
いくつか理由はありますが、1つはこの会社が社会に価値を生むサービスを提供できると感じたこと。2つ目は、会社のフェーズ的に自分の経験してきた領域と未経験の領域が両方存在していたこと。3つ目は、代表が良いサービス・プロダクトをつくることを大事にするタイプだったことが主な理由です。
長期的に考えると自分はいつかスタートアップへまた戻ってきたいという気持ちがあったので、であれば証券会社ではなく、失敗しても良いからもう一度フォトラクションというスタートアップでチャレンジしてみようと思いました。
Q. 今回以外に、キャリアを選択する際に大事にしている基準や考え方はありますか?
感覚的な言葉で表現すると、”今よりも明るい未来を描けるかどうか”になります。分解すると、
●会社がつくる未来に可能性を感じられるか
└サービス、産業課題の大きさ、課題解決への道筋
●自分の可能性が広がっていくイメージが持てること
└自分の経験を活かして会社に貢献でき、かつ新しいチャレンジもできること
の2つは大事にしてきました。
Q. 転職後、今までの経験やスキルが通用したと思うことを教えてください。
コーポーレート部門の立ち上げ
転職後、コーポレート部門の立ち上げフェーズでは、やるべきことの多くが過去に複数社で経験もあったため、カオスな状況から比較的スムーズに整えることができました。
カルチャーに対する考え方
前職のRetty株式会社がとてもカルチャーを大事にする会社だったこともあり、入社後に社内で発信をすることにより、新しい職場でもカルチャーの重要性を啓蒙することができました。そうすることで、自分の人柄や考え方を早い段階で知ってもらうことにも繋がりました。
コーポレートメンバーの採用
これからどのようなスキル、マインドの方がこの会社に必要になるか、を肌感を持ってイメージできていたので、想定していたよりも早いスピードで採用することができ、さらに活躍してもらうことができました。
Q. 転職後、今までの経験やスキルが通用せずキャッチアップが必要だったこと、苦労したことを教えてください。
エクイティによる資金調達
こちらに関しては元々経験がなく、既存株主や諸先輩方に教えを請いつつなんとかここまで来ましたが、今もまだまだ苦労しています。
カルチャーづくり
カルチャーづくりは今までの経験をそのまま当てはめようとしてもうまくいきません。会社の目指す姿を理解した上でメンバーとの対話をしつつ、もっとトライアンドエラーを繰り返していく必要があると感じています。
Q. 同じポジションへの転職を目指している方に向けてアドバイスをお願いします。
”業種”に関しては、これからも伸びていくイメージが持てる、あるいは課題が大きそうな産業を選ぶことです。また、”職種”や”フェーズ”に関しては、自分が入ることで組織やサービスを成長していく想像ができることが重要だと思います。
そして、必要以上に背伸びするのではなく、普段の自分を見せること、その結果合う会社を選ぶことが大事だと思います。
業界選定について
会社の成長速度はいろいろな要素で変わるものの、一番変えがたいことは事業のドメインだと思うので、会社のフェーズが変わっても長い期間チャレンジができるところが良いと思います。
(僕は一社に長くいなかったので偉そうに言えないですが。)
職種・フェーズはキャリア選択の軸と同じですが、伸びそうな会社にただフリーライドするのではなく、自分がきちんと価値発揮することで会社も伸びていくと思える会社を選択する方が次のキャリアにも繋がると思っています。
背伸びしないこと
転職で一番不幸なことは入社時の期待値と実際の働きにギャップがあることです。会社側はできると思ってたことができないとなったとき、仕事を渡しづらくなってしまう可能性があります。もし、できることだけでなく経験がないことや苦手なことがあれば、背伸びせずにそれらもすべて面接で伝える方がお互いにとってハッピーなのではないかと思います。
他の人と違う経験をすること
僕の場合は営業からキャリアチェンジしたこともあり、普通にやっていても専門家の方には敵わないだろうという思いがありました。会計は会計士、税務は税理士と、それぞれプロがいらっしゃるので単一の領域を極めるよりもまずプロの方と共通言語で話せるレベルになること、その後はそれぞれの領域をつなぐことができれば、という考えでキャリアの幅を広げました。また、僕の場合は運良くIPOと縁があったことでキャリアの選択肢は広がったように思います。
フォトラクションでは、ビジネス・エンジニアなど幅広い職種で募集をしております。
コーポレートについては現在はまだオープンになっていませんが、次のステージに向けて募集を開始する予定ですので気軽にご連絡ください
株式会社フォトラクション 取締役CFO 渡辺浩明さん
▼Twitter @naberuto
最後に
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今回のキャリアインタビューいかがでしたか?
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