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82年生キムジヨン見て来ました!

ずっと気になってたこの映画、韓国で公開されてから気になり続け、あえて本を読まないで真っ白な状態で映画を視聴してきました。

とある女性にフォーカスされたもので、現代社会の生きづらさ、会社や風習の残酷さ、などなど女性なら誰でも共感出来る部分が詰まっています。

①時代の流れに合わせようといったようなフレーズ
社会的に徐々に改革されてる部分はあるものの、韓国も日本も高齢化社会であり、まだまだ若者の考えを理解出来ない(しようとしない)、時代遅れだと気付かないBBAやGGもわんさかいます。おそらくこういう奴らは一生変わらないので、適当にあしらうしかないだろうなと思ってます。

②女性はこうあるべきだという概念
昔ほどではないですが、現代社会でもこのような考えってまだ残っているとおもうのです。ストーリーにも出て来ましたが、男性の育児休業取得はまだまだ低いですよね。自分の会社を見回しても1%もいないと思われます。正直お金的の問題、出世の問題によるものでしょうが、結局女性の方が失うものは大きいのは今も変わりません。

③義理の親について
②と共通する部分でもありますが、日本より韓国の方が文化的に女性が苦労されているということはよく見聞きします。ですが、自分の育ってきた環境を振り返ってみても、デジャヴュかなと思うシーンもあって、涙せざるをえませんでした。臨月でも夫の実家に帰省させられたり、結婚して仕事を辞めさせられたところとかデジャヴュでした。全く縁もゆかりもない土地へ移住、子育ての中、時間を捻出して趣味で習い事をしただけで、義理親から嫌味をゆわれ続けていた姿を小さいころから見て育っているので、結婚に良い印象があるわけありません。韓国も日本もそのへん一緒なのかなって思いました。

④キムミギョンさんの演技に注目
コンユとチョンユミの演技力が素晴らしいことは、韓ドラヲタの私は勿論存じ上げてます。ですが、今回は、チョンユミさんのお母さん役、キムミギョンさんの演技力が特に輝いていたのではないでしょうか!見た方ならわかってもらえると思うのですが…。キムミギョンさんの娘に対する思いを叫ぶシーンなんて、涙ホロリです。自分と同じような苦労はさせたくないし、好きなように生きてほしいですよね。

終始どよーんとしたテイストなので、スカッと笑いたいときに見る映画ではないですが、ようやく見れたので満足です。

最初に봄바람회사なんとかって、字幕なくて何故と気になってたのですが、最後なるほどって感じで自己完結したのが個人的スッキリなポイントでした。
起業して、あんなかっこいい社長さんなら私もあんな会社行きたいな笑