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(大阿闍梨)千日回峰行の本当に一番ツラい修行の話

どうもトシです。今回は昔、比叡山で修行してた人に聞いた

「千日回峰行の本当に一番つらかった修行の話」。

以前書いた千日回峰行の話はコチラ↓


僕の知り合いに 比叡山で酒井阿闍梨と一緒に修行をしていた人がいるんですが、

最近その人と食事をする機会があったので、 (大阿闍梨の)塩沼亮潤さんがラジオのインタビューで、 

千日回峰の (100日間毎日 48 km の山を上りながら 260箇所お参りしていく荒行)を終えて

次の年に、

また同じ修行の100日間が始まる最初の一日目は辛くなかったですか ?

とインタビューアが聞いた時に塩沼さんは、

「辛いどころか、むしろワクワクしてました」 

と答えたそうで、
「この人普通じゃない!!!」と思った僕は、その疑問を修行していた知人に聞いてみると、

「千日回峰行の 毎日48キロ 山を登って、 お参りするのは確かに体はつらいんだけど、

 その1年間の100日以外にやっている修行で、 完全な暗闇の中延々とお経を唱え続ける修行が毎日のようにあり、

そちらの方が

精神的にまいってしまって、 はるかにつらい修行

なので 

(その修行に比べたら) わらじで 山道を48キロ 走るように 登りながらお参りする修行だとしても、そちらの方が 景色が変わるぶん、 修行としてはまだそちらの方が楽しい」のだそうです。


千日回峰行と言えば、

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(毎日48キロ登山×100日×10年)という千日の方が注目されてるけど、

それ以外の日々の修行の方が気が狂いそうでツラい…という、その修行をした人でないとわからない話が聞けて大変興味深かったです。

やはり、「面白いは人から入ってくる」なぁ☆

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