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『座右の書『貞観政要』』#36

僕は毎日この古典に叱られています

著者:出口治明
発行所:KADOKAWA
発行日:2017/04/10 初版第4刷

【ポイント】
1.いっそ「上司の器」は「空っぽ」にする

基本的に、自分の器を大きくすることはできません。しかし、器が大きくならなくても、自分の器の容量を増やす方法はあります。それは、器の中身を捨てることです。

自分の価値観やこだわり、見栄を捨てることで、新しい価値観を獲得するスペースを作ればいい。
背伸びする必要も、自分を大きく見せる必要もない。

2.言いにくい指摘は「3段構え」で伝える

第1段階/事実で諫める
第2段階/故事を引用する
第3段階/共通点を示し、同意を求める

ストーリーで伝えることで、相手に気づきを与えることが有効。

3.「ついていきたい」と思われるリーダーになる方法

(1)部下から愛される上司になる
(2)圧倒的な能力の差を見せる
(3)必死に働く姿を見せる

現実的なのは3つ目。長時間働けということではなく、障害から逃げない、結果に対して責任を持つ。

【所感】
日々の小さな積み重ねが圧倒的な差になる。
平日1日1冊読書を通してストーリーを蓄えていこう。

※ 手に取ったのは新書版ではない版です。

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