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【初心者向け】HDRって何?

こんにちは。Primoです。

今回は「HDR」という言葉について説明したいと思います。

最近よく聞く言葉ですが、しっかりと理解している方は少ないのでは?

では行ってみましょう。

HDRと言われても、いろんな意味がある

そうなんです。

一概にHDRといってもいろんな意味があり、場面によって使い方が変わってきます。

最近よく聞くのは、家電量販店などでテレビと一緒に使われる場合でしょうか。4KHDR対応テレビなんて言い方しますよね。

HDRを直訳すると、High Dynamic Range つまり、広い範囲(レンジ)を持っているという意味になります。

広い範囲を持つテレビ? 一体どういう意味なんでしょう


テレビやディスプレイの場合は「明るい色を出せる」

そう、HDRとは一般的に明るい色を出せるという意味になります。

この明るさの事を、「輝度(きど)」と呼んでいます。

「このHDRモニタの最大輝度は何ですか?」と言ったりしますね。この場合は、「この明るいモニタはどれくらいの明るさを出せるの?」という意味になります。

今までのテレビやモニタでは、基本的にはある一定の明るさよりも明るい映像は出せない仕組みになっていました。

しかし、昨今のテクノロジーの進化によって明るい映像が出せるようになったんですね。

明るい映像が出せると何が良いかといえば、太陽やビルに反射する光など、本来明るいものに近い表現が出来ることです。STAR WARSのライトセーバーなんかもそうですね。

私たちが普段目にしている光は、とてつもなくまぶしいのです。それの何千、何万分の1という明るさでテレビは表現していたわけです。それだと物足りないですよね。

それを、現実の明るさと全く同じには出来ませんが、今までよりも明るい映像を出すことによってよりリアリティが生まれるというわけです。この辺は、実際に見てみないとピンと来ないかもしれませんね。

【難しめ】内部的な計算が広いレンジを持っている

ここが難しいポイントです。

初心者向けの記事と書いておきながら、「難しめ」という見出しを作ってしまいました。

しかし、ここはとても大事なポイントです。インターネットでも、この点について紹介している日本語の記事はほとんどありませんので、いつかまた別の記事で詳細を書きたいと思います。

今は、ひとまずHDRといえば、「ディスプレイの明るさと、内部的なレンジの2つの意味がある」と覚えていただければ幸いです。

HDRの計算をしっかり行っているCGは美しい

これはもう間違いないでしょう。

CGを作るのであれば、HDRの知識は必須と言っても過言ではありません。

しっかりとHDRで計算をしないと、光が正しく表現できないのです。

Primoの映像は、全てHDRの内部計算を行っています。そうすることで、品質を一定に保つことが出来るのです。

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