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コラム☆第二回 コロナ禍で変わる考え方

去年の8月から5回シリーズで
誰かと比べるのではなく、昨日の自分と比べて、今日が最良の私であれ」というタイトルでコラムを書かせていただきました。

2回目の今回は人の心のデリケートな部分について私がこのコロナ禍を経験して気づいたお話しをします。
これまで就職支援や、女性のキャリア相談でカウンセリングをしてきました。
人と人が繋がり仕事をしていくためには、やはり人に会い、考えや思いを伝えあうことが一番だと思います。
ですが、今回上京してそろそろ慣れてきた頃、これからどんどん動いていこう。どんどん知り合いを作っていこうって時にコロナ禍となりstayhomeに。
その「stayhome」は、私にとって人の弱さと強さについてたくさんのことに気づかせてくれました。

◆「目的」があることの大切さ

私たちは日々スケジュールを組みながら生活していますよね。その予定の一つ一つは自分が動く目的です。
その目的が一つの区切りになって、また次への目的という区切りをつくっていっているのではないでしょうか?
stayhomeでそんな人生のメリハリがなくなる辛さを実感しました。
コロナ禍になって、予定していた外にでていく仕事はすべてキャンセルになり、それがいつまで続くのかがまったくわからないし、知り合いもほとんどいない状況。
『stayhome』は私にとって、
「何もできない私」⇒「役に立たない私」⇒「ダメな私」という殻を作っていきました。
それは自分で自分を孤独にしていくという負のスパイラルに落ちていくという感覚です。
そして、カウンセラーとして、相談はよく受けていたのに、自分が思っていた以上にそんな感覚は案外簡単になるものだと気づいたのです。
詳しくはおがちゃんチャンネルでお話させていただいていますのでよろしければご視聴ください。

◆自分の中にあるものを見つめなおす

そんな中でも何かできることはないかとオンラインでキャリア相談をしてみて、みんな同じようにもがいているのだと気づけたり、香川の知り合いから仕事の依頼をいただいて今できることをすることで、人とのつながりのありがたさを改めて感じることができました。そうやって、不安という気持ちも素直に受け入れることも必要と思えるようになり、負のスパイラルから少しずつ抜け出ることができたように思います。
今回のこの体験は自分が今大切にしているものが何かを改めて考えるきっかけになりました。
それが自分の中にある「軸」です。それについてはまた次回お話させていただきます。

             
               Prime Ys’ Office 菅 瑛祐子             


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