【読書】Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

●感想

目標と主要な結果。複数の主要な結果を達成すれば結果的に目標が達成される。なるほど、確かにそう設定すれば目標達成に近づきやすい。と思うんだけど実際OKRを設定しようとしたら難しいんだろうな。。ちょうど次の四半期の目標設定の時期なので意識してみようと思う。事例がたくさんあるし、最後のまとめもあるし、読み返しながら。
OKRのやり方も重要だけど、その前に何にフォーカスするのかを決めるのも重要。達成しても意味ないことをやっても仕方ないので。フォーカスしてそれぞれのOKRを連携させること。

●アクション

・次の四半期の目標設定でOKRを意識してみる。

●メモ

1
OKR。目標(Objectives)、主要な結果(KeyResults)。
定義:会社内のあらゆる組織が同じ重要な課題に全力で取り組むようにするための経営管理手法。
O:何を達成すべきか。
KR:目標を「どのように」達成しつつあるかをモニタリングする基準。
OKRは最も重要な目標を明確にする。全員の努力のベクトルを合わせ、協力させる。組織全体に目的意識と連帯感をもたらし多様な活動を結びつける。
2
アウトプットを重視することは生産性向上のカギになる。労働時間を増やそうとするのはその逆につながることがある。
OKRの要諦
・絞り込む
・目標はボトムアップで
・押し付けない
・常に柔軟な姿勢で
・失敗を恐れない
・手段であって武器ではない
・辛抱強く、決然と

重要な項目を測定する第一歩。
これからの3か月(6ヵ月、12ヵ月)で一番重要なことは何か?
成功する組織は決定的な違いを生む可能性があるごく少数のプロジェクトにフォーカスし、緊急でないものは後回しにする。
数値目標となる、主要な結果は仕事の「品質」を示すものでなければならない。
「主要な結果」は簡潔で具体的で測定可能であること。アウトプットとインプットを組み合わせることが有用であること。すべての「主要な結果」を完了すれば必ず目標は達成される。そうでなければOKRとは言えない。
四半期のOKRは3~5項目が理想的。多いとうまくいかない。
9
社員に人生最高の仕事をやってのける力を与えるのには、連携の取れた目標設定が極めて重要。
13
ストレッチ目標。
とんでもなく野心的な目標を設定すれば、達成できなくても何か素晴らしいことを成し遂げられるはず。


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