『コンビニ弁当』って身体に悪いの?
「コンビニ弁当ばかり食べていると、身体をこわす。」と、思っていませんか?
正しくは、コンビニやファーストフードなどの外食も含みますが、利用する目的や商品選びを誤ってしまうと、身体に悪影響が出ることがあります。
どうしても便利が故にコンビニなどを利用しがちですが、安心してください。コンビニだって、ファーストフードだって、アスリートにとってのメリットに繋がる商品はたくさんあります。
そこで今回のテーマは、『中食』。早速、解説していきます。
『中食(なかしょく)』とは…
家で食べる食事を『内食』。レストランや食堂など外で食べる食事を『外食』と呼びます。その中間に位置する弁当や惣菜の総称を『中食』と呼びます。現在では、中食のことを『コンビニ食』と呼ぶこともあります。
アスリートが知っておきたい『中食』
『中食』のメリット
手軽においしく食べられ、種類も豊富。一回分の食事量が弁当容器に入っているため、食べ過ぎるということがありません。また、原材料やカロリーなどの詳しい表記があるため、味やボリュームがわかりやすいのが特徴です。
『中食』のデメリット
自分の好みのものを選びがちなので、偏った食事内容になります。そして、習慣化すると、知らずうちに身体の不調につながり、病気やケガに繋がります。また、油を多く使っているものが多いため、油もの中心の食生活にもなります。
『中食』で注意したいこと
意識したいことは、『バランスの良い食事』。特に『副菜』に注目してください。少ないと思う場合は、サラダや惣菜をプラスすることをおすすめします。
そして、いつも決まったお弁当ばかりを買わないことも大事です。肉を食べたら、魚を食べる。洋食が続いたら、和風な味付けのものにする。というような、選び方を工夫するだけで『コンビニ食』はとても良い食事に変わります。
『中食』で強い身体を作るために
お弁当は、いろいろなおかずが入った『幕の内弁当』のようなものを選びましょう。また、ラベルやパッケージに『管理栄養士監修』などと書かれている弁当・惣菜は、とても栄養面で優れた商品ですので、おすすめです。
勝てるアスリートは、目の前の試合を一つ一つ集中して戦うように、食事も一回一回を真剣に向き合うことができます。
『中食』は、出された料理を食べるわけではなく、自分で料理を選んでいます。アスリートとして強くなるためには、「なぜ、このお弁当を選んだのか。」を意識するだけでパフォーマンスは変わっていきます。
食事は、その人なりの上手な付き合い方があるものです。自分の健康状態をよく知り、目的や目標をしっかり持って日々の生活に活かしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。