スローモー・リス

東京郊外の駅から遠い一戸建ての実家をシェアハウスにしようと、調べたこと、やったこと、思…

スローモー・リス

東京郊外の駅から遠い一戸建ての実家をシェアハウスにしようと、調べたこと、やったこと、思ったこと、など備忘録も兼ねて、随時、書き記していこうと思います。事が上手く運びますように。。。

最近の記事

駅遠の空き家の使い道を考える①   ~斜向かいの家~

 実家の断捨離は2階が終了し、あと一息、1階の、25年前に亡くなった祖母の台所と和室が残っています。  少し前から、斜向かいの家の表札が紙で隠されていて空き家だと思っていたところ、最近になって人の気配がします。  いつものように駅からバスに乗り、実家の最寄りのバス停で降りると、一緒に降りた高齢の女性が斜向かいの家に入って行きました。新しい住人のようです。  表札が新しくなっていて、複数の苗字が並んでいました。サザエさんの家の磯野さんとフグ田さんみたいな家族構成だと思っていま

    • 実家が空き家になってからの3年間   ~3年目~

       ようやく気が付きました。妹に断捨離をお願いしたつもりでしたが、私以外に家の中を整理している様子がありません。  弟が「日程を企画するから皆でやろうよ」と言ったので期待しましたが、それも無いまま冬を迎え、1階に関しては、奥の祖母のエリア以外は終わり、2階もあと1部屋を残すだけになりました。    実家に500着ほどあった母の服は5着だけ貰い受けて残りは処分しました。食器、飾り物、母の大量のアクセサリーと趣味の作品群は一旦うちに持ち帰ってから、残すか処分するかを追々考えることに

      • 実家が空き家になってからの3年間   ~2年目~

         2022年の正月、高次脳機能障害で文字の読み書きが出来ないはずの父が、やおら紙と鉛筆を取り出して、「元旦」としっかりとした字で書きました。「凄いね。上手に書けたね」と私も心から驚きました。かつて父が書いた署名を見せると、父は嬉々として練習して、ついに署名が出来るようになりました。新聞の見出しやテレビのテロップを書写したり読み上げたり出来るようにまでなりました。  父との旅行を試みた旅館で、箸の使い方が分からないとは知らずに仲居さんが手渡した箸を、父は普通に受け取って、普通に

        • 実家が空き家になってからの3年間   ~1年目~

           この3年間、電車とバスを乗り継いで往復3時間かけて、空き家になった実家に通っています。東京都町田市、小田急線の鶴川駅からバスで10分と駅からは遠い、広めの庭付き、築36年の5LDKK+Sの二世帯住宅。空気を入れ替えようとに雨戸を開けて回るだけでも、結構な時間を要する家です。  実家は3年前の4月から雨戸が閉めっぱなしです。  それまでは高齢の父と母が暮らしていました。近くに住む中学生の姪っ子が学校帰りに来て、お勤め帰りの妹も一緒に夕食を頂いてから帰る・・・そのような生活

        駅遠の空き家の使い道を考える①   ~斜向かいの家~

          自己紹介 | はじめてのnote

           初めまして。スローモー・リスと申します。  夫と大学生の次男と、私の父と4人暮らしの主婦です。日頃は父の介護をする傍ら、自宅で出来ることをしていますが、デイサービスに父をお願いして身が空いた時間には、可能な限り、空き家になった実家に通って断捨離したり庭の草むしりをしたりしてきました。  東京郊外の駅遠の実家が空き家になって3年。このままでは加速度的に老朽化してしまう、どうしようかしらと悶々としてきましたが、そうだ、シェアハウスはどうだろうか、と考え至りました。  一軒家

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