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介護職は優しいね、偉いね


こんなこと言われたことありません?
「若いのに介護をして偉いね」「優しいね」と・・
当初私は、こういった言葉に「は?馬鹿にしてんのか」と偏屈な思いを抱いていました。
しかし、こういった言葉
馬鹿にしているわけではなく、本当に心からそう思っている人がいるようです。
ここは批判を覚悟であえて言わせてもらいます。
介護職は別に総じて優しくありません。
優しいからこの仕事をしているのではなく、結果この仕事しかできていません。
もちろん、そうでない人も沢山います。
しかし、私の印象では比較的若い段階で介護職をする人は7~8割がこの仕事しかできないからしている・・と思っています。

介護職は小心者で保守的

では何故、優しいと勘違いされるのでしょうか。
それは”保守的””小心者”だからです。
「挑戦しよう」ですとか「戦ってでも勝ち取ってやろう」といった気持ちは薄いのです。
キャンキャン騒ぐのは自身のプライドが傷つくときだけ・・そう守りの時だけなのです。
そういった性格ですと、小さなことでも当たり障りのない道を選び穏やかにしていくことを基本としているため優しく見えるのです。
それでも気に食わない事、意に反してることはあるので裏で文句を言います。
こういった性質であるからこそある程度”挑戦”を求められる業務に就かず、様々な選択肢の行きつく先が介護なのです。


保守も悪くはないが攻めも意識しよう

保守的なアプローチが悪いわけではありません。安定性を保ち、リスクを最小限に抑えることは、成長のための基盤となります。しかし、介護職といえど今後目まぐるしく変化する社会情勢の中で”個”としての成長が重要視されるでしょう。守るだけではいつまでも生活水準は上がらず、ただ愚痴を言うだけで年を取っていきます。
競争が激化する市場では、守りに徹するだけでは生き残ることが難しい場合もあります。

したがって、時には積極的に攻める姿勢が求められます。
攻めるっていうのはキャンキャン騒ぐとか、根拠もなしに自己主張を上げて噛みつくとか、そういうことではありません。
まず、仕事のことや業界の事などを学ぶことです。
そして確かな根拠と冷静な分析をもって仕事においての正しい判断をします。
そういった基盤の上で様々な提案をするとか、積極的に担当以外仕事をしてみるとか、アホを教育するとか・・
それらの攻めも行ってみましょう。
具体的な”攻めの仕事”も例として今後書いていきたいと思います。

成功するためには、まずしっかりとした基盤を築くこと。そして、その上で勇気を持って挑戦し続けることが必要です。保守と攻め、両者のバランスを取りながら、常に成長と進化を目指しましょう。

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