コウ

22歳から介護の道に入り、デイサービスや特別養護老人ホームでの生活相談員、地域包括支援…

コウ

22歳から介護の道に入り、デイサービスや特別養護老人ホームでの生活相談員、地域包括支援センター社会福祉士、そして居宅介護支援事業所などを経て現在に至ります。 これからの高齢福祉のあり方や、ケアマネジャーとテクノロジーの共存について考え、持論を発信したいと思います。

最近の記事

化物(クソ介護士)には化物(クソ介護士)をぶつけんだよ

特養で介護士をしていたころ、超絶パワハラちっくな先輩介護士がいた。 彼の名前はうんこ(仮)大きな体に坊主の男だ。 彼は新人へ教えるときも「1回で覚えろ、2回目聞くときは覚えられなかった理由を言え」と脅しをかけていた事が印象的だ。 体調を崩した職員がいても、家に帰してはくれない。「5分くらい横になれば?」と自分のちっぽけな優しさをひけらかしていた。 僕も8:30出勤のところ8:29に出勤した時は烈火のごとく怒られた。 その後僕は8:25に出勤するようにした。 彼は女子が好きだ

    • 社会福祉士、ケアマネ試験勉強法(集中力無さすぎる自分のやり方)

      社会福祉士やケアマネージャーの試験は、一般的に難しいと言われることが多いです。その理由として、合格率の低さが挙げられます。しかし、これは持論ですが、試験自体が難しいのではなく、多くの場合、勉強方法が間違っているか、そもそも勉強していないことが原因だと思います。 私自身、集中力が長続きしないタイプで、学生時代から一度に1時間も勉強を続けることができませんでした。(そもそも勉強もしなかった・・) しかし、生まれつきの集中力の無さを改善するのは難しいため、この特性を受け入れた上で

      • クソ記事①過去(1)介護職の腹立つ先輩心理

        大学を卒業し最初に入った職場は特別養護老人ホーム。 そこである先輩と出会う。 彼は俺に「その歳で介護職をやってると終わりだよ。競争する社会経験できてないから」 とそんな感じのことをよく言って来た。 その度、なんと反応したら良いかわからず、はぁ、、と適当に返してた。 実に彼がうざったかったのだが、ここである事が頭によぎる 社会福祉士国家試験の為、適当にテキストをペラペラめくっていた時に見た、心理の部分だ。 投影という心理的防衛機制である。 人間は受け入れ難いことで精神的負荷を掛

        • 介護職は優しいね、偉いね

          こんなこと言われたことありません? 「若いのに介護をして偉いね」「優しいね」と・・ 当初私は、こういった言葉に「は?馬鹿にしてんのか」と偏屈な思いを抱いていました。 しかし、こういった言葉 馬鹿にしているわけではなく、本当に心からそう思っている人がいるようです。 ここは批判を覚悟であえて言わせてもらいます。 介護職は別に総じて優しくありません。 優しいからこの仕事をしているのではなく、結果この仕事しかできていません。 もちろん、そうでない人も沢山います。 しかし、私の印象で

        化物(クソ介護士)には化物(クソ介護士)をぶつけんだよ

          介護業界でマウントをとろう!

          いつの時代も、どんなビジネスでも、先見の明を持つ人は周りと差をつけ成長していくことができます。介護業界も同様であり、特にこの業界においては、その点で少し有利な立場にあります。それは、他産業と比較した際に、介護業界の進化のスピードが遅いためです。他産業が既に取り入れている先進的な技術や方法は、遅れて介護業界に浸透していく傾向があります。この遅れが、先見の明を持つ介護業界の専門家にとってのチャンスとなります。 テクノロジーの遅れを活かす 現代では、AI(人工知能)が大きな話題

          介護業界でマウントをとろう!

          介護業界の個人情報に対する異常な恐怖心w

          介護業界において、個人情報の保護は極めて重要な課題です。個人情報の漏洩が発生すれば、利用者のプライバシーが侵害されるだけでなく、事業者の信頼も失われる恐れがあります。そのため、個人情報保護には細心の注意を払う必要があります。しかし、個人情報保護に対する過剰な恐怖心が、業界の発展を阻害している現状も見受けられます。例えば、ネットワークに接続すると情報が漏洩する可能性が高いとの誤解から、FAXに全幅の信頼を置いている事業所も少なくありません。 そう、介護業界においてFAXは無敵の

          介護業界の個人情報に対する異常な恐怖心w

          介護DXもいいけど、一般的なITリテラシーを向上させるのも重要

          近年、介護業界ではデジタル技術の導入が進んでいます。いわゆる「介護DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、業務の効率化やサービスの向上に寄与し、介護従事者の負担軽減を目指しています。介護記録のデジタル化、リモートモニタリングシステム、AIを活用したケアプランの最適化など、さまざまな技術が活用されています。しかし、これらの技術を最大限に活用するためには、一般的なITリテラシーの向上が不可欠です。 ITリテラシーの現状と課題介護現場で働く人々の中には、テクノロジーに不慣れ

          介護DXもいいけど、一般的なITリテラシーを向上させるのも重要

          ケアマネジメント費自己負担について思うこと

          日本の高齢化社会が進む中で、介護保険制度の持続可能性を確保するために、様々な議論が行われています。その一環として、ケアマネジメントに自己負担を導入する案も浮上しています。 6/11 経済財政諮問会議では 「介護保険制度について、利用者負担が2割となる「一定以上所得」の判断基準の見直し、 ケアマネジメントに関する給付の在り方、軽度者への生活援助サービス等に関する給付の 在り方については、第10期介護保険事業計画期間の開始の前までに検討を行い、結論を得 る。」※第8回経済財政諮問

          ケアマネジメント費自己負担について思うこと

          ケアマネジャーの仕事はAIに奪われるのか?

          初めての記事を書かせていただきました。 なんとな~くこの高齢福祉世界に入ってなんとな~く今も続けています。 現在、居宅介護支援事業所の介護支援専門員をしています。 独断と偏見で自論をつらつらと書きますので、ご了承ください。 さて、タイトルの件ですが、結論から言えば、現状の介護保険制度等が続くのであれば、介護支援専門員の仕事がAIに奪われることはないと思っています。本記事ではその理由について掘り下げて解説していきます。 ケアプランや制度の知識、多職種との連携 近年、AI

          ケアマネジャーの仕事はAIに奪われるのか?