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ワーママになって、さらに仕事が苦手になった

はじめての産休・育休が開けて仕事復帰。
「今まで通りに働けるかな…体力もつかな…時間のコントロールはうまくいくかな…」と不安な中、ひさびさにリモートで出勤したのは去年の11月。

復帰してみると、仕事の妨げになったのは、体力でも、時間でもなかった。

子育ては、意思決定の連続

人は、1日に意思決定できる回数が決まっている、と言われている。
スティーブ・ジョブズ氏が、毎日黒いトップスにジーンズを着ていたのは意思決定の回数を仕事のために残していたというのは、その例として有名なエピソードだ。
洋服を決める意思決定をすると、仕事で意思決定できる回数が一回減る、と彼は考えていたということである。

はじめての子育てに取り組んでいて感じるのは、日々考えて決めなきゃいけないことに追われまくってるということ。

朝起きたら、子の体調の様子と気候を考えて服装を決める。昨日のご飯、ミルクの時間、体調などを見極めて朝ごはんを決める。

泣き出したら何で泣いてるのか考えて対応を決める。だめならもう一度考えてさらなる対策を講じる。

保育園から帰ってきたら、昼寝の時間・ご飯の時間を確認して夜までのスケジュールに変更が必要か考える。保育園の荷物の中に洗濯物があったら、代替の服やタオルを気候や曜日に合わせて荷物に補充する。

咳や鼻水が出てきたら、どのタイミングで病院に行くか自分の仕事のスケジュールと病院の受付時間を照らし合わせてえる。

遊んでいる時にどこまで遊びの範囲を広げて大丈夫なのか日々変わる発達の様子を見て見極める。離乳食も発達に応じて変えていく。

命に関わる意思決定。常に頭がフル回転

全力の意思決定の連続。
一歩間違えたら、寝るタイミングをミスって徹夜コース…で済むならまだマシ。我が子の命に関わるような意思決定は日常茶飯事だ。

そんな日常を送っているせいか、仕事中に使える意思決定の弾が、産む前より圧倒的に少なくなったように感じている。

ここは決めの問題、という場面で、決めきれないシーンが増えてしまった。これは、仕事を進める上で致命的だ。

ルーティン化したいけど…うまくいかない

回避策として、育児をできるだけルーティン化しようともしているが、気候、体調、機嫌、私の体力などパラメーターが多すぎるので私の中では体系化が難しい。
大枠の方針は事前に考えられるにしても、結局、都度考えてその瞬間決める方が早いとなってしまっている。

意志力を子育てと仕事でどう配分するべきか。
いい答えを探っていきたい。

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