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サブ・ロジ[霞が関用語]

霞が関で使われる用語に「サブ」と「ロジ」というものがあります。

サブ ┃ サブスタンス(政策の内容)のこと
ロジ ┃ ロジスティクス(仕事の段取り)のこと

政府関連の仕事をして12年程になりますが、大規模イベント(会議、意見交換会、視察、レク、セミナー、カンファレンス、説明会、等)で、この用語が必ず出てきます。

最初は、何のことだか、その意味が分からなかったのですが、様々な現場で目の当たりにするのが、いくら素晴らしいサブがあっても、ロジがコケてしまうと、進むものも進まなくなるということです。

ビジネスシーンに置き換えると、どんなに素晴らしい商品やサービスがあったとしても、その「届け方」の段取りが悪かったり、「見せ方」に誤った情報が記載されていたら、十分に魅力を引き出せているとは言えず、ターゲットに正しく届けられないですよね。
それと似ている気がします。

ロジよりもサブの方が重要だと思われがちですが、フワッとしたサブが流れ、ロジを作りつつ、サブを固めるなんて場面もあります。なので、サブ・ロジ両方できて一人前だと思います。

ここで、うちの会社の話。
民間企業の展示会やカンファレンスの事務局、運営、機材調達、デザインなどの仕事が多かったので、「段取り」は、いろいろな現場で鍛えられました。

経験していないことは想像し難いのですが、基本的な構造というか構成を理解すると、置換的思考が働き、何となく想像で進めて、ロジを固めることができます。

この想像力こそが、段取りに必要な要素なんですよね。

もう少し付け加えると、全体を俯瞰で見れる「想像力」根拠のない「妄想力」あらゆる事態に対処できる「想定力」があれば現場は成功すると思います。

このご時世は想定外ですが、変化対応力を働かせて、臨機応変にやっていきます。

段取りのなかには、いかに柔軟に対応できるかという「変化対応力」も必要でした。


最後に、このウェブページ、とても参考になりました ↓

政府系の仕事をされる方は、予習に最適です。

今日も最後までお読みいいただき、ありがとうございました✨

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