デジタルディバイドという社会問題について

デジタルディバイドという社会問題が注目を浴びています。
そもそも、これが何であるのか理解していない方もいるかもしれませんが、デジタルディバイドとは情報格差を意味する言葉です。

情報通信技術の目まぐるしい発展についていくことができる人もいれば、これについていくことができない人も存在しています。

日本は、超高齢社会に突入しており、特に高齢者の間でデジタルディバイドが発生していることを理解しておかなければなりません。

スマホの普及状況をチェックすれば分かりますが、若者の多くはスマホを使用している一方で、高齢者はこれを利用していない人も多いです。

また、所有はしていても十分に使いこなせていないという人が少なくありません。
スマホだけに関わらず、インターネットなどを十分に活用できていない人がほとんどだと言えます。

しかしながら、高齢者もデジタル社会に馴染んでおかなければ苦労することになることは明らかです。

実際のところ、自治体が積極的にデジタル化するという現象が起きているため、高齢者が様々な手続きを行おうとしてもデジタル化のせいで躓いてしまうケースが多いと言えます。

窓口などで相談することも可能ですが、それではデジタル化している意味があまりないですし、結局自分で動かなければ手続きなどがこなせないという課題が残るでしょう。
理想としては、年齢に関係なく多くの人が情報通信技術を使えるようになることです。

超高齢社会における問題以外にも、デジタルディバイドには様々な問題があります。

教育に格差が生じて学歴や収入に差がつくこともあれば、都市部と地方部での格差も発生していることなどなど。

情報通信技術は刻一刻と進歩が続けられているため、早いうちに解決することが求められています。

デジタルディバイドの特徴などに関して深く理解し、他人事ではなく自分事として考えることが大切ですね。

Tweets by primal_colors