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VR体験の価値向上としての4K化

東京証券取引所グロース市場に上場しているリビン・テクノロジーズが展開している「メタ住宅展示場」がおもしろい。

ウェブ上にある仮想空間に全国のVRモデルハウスを展示して、いつでも気軽に内見できるというもの。

VR技術を活用することで、多くの情報をスピーディーに得たい住宅購入検討者と多くの見込み客を捌きたい住宅メーカーを結びつける画期的なアイデアです。

VR元年と呼ばれた2016年から6年が経ち、VRを体験するためのデバイスや映像処理技術は飛躍的に進化しています。

実在するモデルハウスや施工物件を4Kの高画質で撮影して、VR化されるので、実際に現場(現地)にいかずとも情報が手に入るのはやはり素晴らしいですね。

メタ住宅展示場のビジネスモデルは、メタ住宅展示場というプラットフォームで、住宅メーカーとエンドユーザーをマッチングさせるというものですが、単にマッチングさせるだけではないのです。

4Kの高画質画像で提供するため、3Dパースとは違うリアルな質感を伝えることができて、解説や動画を付加できるため、特徴や性能などが、受け手に分かりやすく訴求できるというのです。

どんなものか体験したくなりますよね。

これまで、VRの画像のクオリティの低さにがっかりする機会が多々ありましたが、高解像度の画像や動画だと体験の価値や理解がぐっと高まります。

VR技術を活用した事例はこれからますます増えていくと思いますが、今回ご紹介したメタ住宅展示場の取り組みは参考になると思います。

他のサービスにも活用できそうです。


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