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デジタルトランスフォーメーション(DX)

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デジタルトランスフォーメーション(DX)についての自身のコラムをまとめています。
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2021年9月の記事一覧

日本のデジタル化が進まない理由ってなんだろう#2

日本は、1980年ぐらいまでは世界の中で最先端を走っていた国ですが、2010年以降はIT後進国などと言われるようになり、デジタル化が非常に遅れています。 特にコロナウィルスが蔓延した時、学校は休校になりましたがこの時デジタル化していないことが仇となり授業がストップしたわけです。 現在では、小学生に1人1台のパソコンが与えられており、オンライン授業が行われています。 しかしそれは、コロナウィルスが蔓延したことで本格的にノートパソコンを使い始めたわけです。 以前からノート

日本のデジタル化が進まない理由ってなんだろう#1

日本はIT技術の先進国だと思われがちですが、デジタル化が停滞しているという状況があります。 それには多くの理由がありますが、その中でも特に大きいのは過去の延長線上の経営です。 デジタルが苦手な経営層が牛耳っている場合、古い体質のまま企業活動が継続されていきます。 昭和からあまり変化していないケースも珍しくありません。 そして、若手の社員がデジタル化を推進しようとしても、その抵抗勢力となって門前払いしてしまうのです。そういう経営陣には、自分たちが築き上げてきた方法で取り組

IT人材は、採用から社内教育へシフトしていく理由

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の動きが日本でも活発化してますが、DX実現のためには新たなIT人材を確保する必要があります。 IPA(情報処理推進機構)のレポートでは、DX推進に必要な職種を6つに分類しています。 具体的には、「ビジネスプロデューサー」「ビジネスデザイナー」「アーキテクト」「データサイエンティスト」「UXデザイナー」「エンジニア」という6つの職種です。 DX推進を担う従業員には、IT分野に関する基礎知識とともに、プロジェクトマネジメント能

業務のデジタル化を進める意味と進め方

近年では、様々なことがデジタル化を推進される現代となっており、企業のデジタル化は生き残りのためにも必要不可欠です。 デジタル化とは、デジタル技術やデータをもとにして、新しい価値の創造を意味します。 デジタル化を進める意味としては、業務効率化と生産性の向上、また多様な働き方の実現など、様々なメリットを確保するためにも重要です。 これまでアナログで行なっていた業務をデジタル化することにより、これまでにかかっていた時間や手間を省くことができ、業務効率が向上し生産性の向上にもつ

DX実現に欠かせない社内データ連携のメリット

既存システムの刷新に着手しこれまで情報化をしてこなかった面を情報化させるのはもちろん、既に情報化してあった面をますます高度な情報化に繋げるのは企業の成長と共に、企業に在籍し働いている方々にとっても働きやすいきっかけになります。 しかも、従業員が働きやすい環境が得られた事で業務が効率化しより顧客からの支持も高まるという好循環が発生させられるのも特徴的かつ魅力ですが、DXを実現させるうえで欠かせないのが、ツールを活用したデータ連携です。 ツールを活用したデータ連携を実現させる

サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは何かを分かりやすく解説

サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは、様々な要因による環境変化が著しい現代の中で、企業の「稼ぐ力」の持続化・強化と将来的な社会の姿を同期化させた様々な戦略の進め方や企業のあり方などを定義した方針となっています。 現代社会ではデジタル化の加速を始めとする社会の大きな変革や、これに伴う働き方の変化及び社会情勢の変化などに対応する企業の方向性や政治の方向性が非常に大きな課題となっていると考えられ、これらに適用するためには企業や社会が様々な問題に柔軟に対応できる耐

ダイナミックケイパビリティとは何か

市場の変化が激しく、あらゆることが予測できない今は、VUCA(ブーカ)の時代とも言われています。 VUCA Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、 Ambiguity(曖昧性) ダイナミックケイパビリティとは、まさにこの環境の変化に合わせて、組織の保有するリソースを組み替えて、適応するよう自己変革していく能力のことを指します。 ケイパビリティ(capability)とは、capable(対応できる)、abil

サスティナビリティ・トランスフォーメーション(SX)が、なぜ今必要とされているのか?

企業と社会のサスティナビリティが欠かせないのは、従来の社会とは構造が大きく変化してきている様子が挙げられ、目覚ましく普及した上に現在も次々と進化を続けているテクノロジーの存在や地球環境の変化などは代表的です。 そのように、これまでには無いペースで次々と大きな変化が起こっている中、企業が求められているのは社会構造や様相が変化しても変わらず経営が続けられる様子であり、どのような事例でも経営が継続される様子は働いている従業員や投資家はもとより、開発販売している物やサービスを使用し

DXよりもSX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)が重視される理由

既存の社内の仕組みをデジタル化させるDXはたちまち広く認知されたうえ、実際に既存のシステムをデジタル化させてビジネスモデルや組織の変革に繋げた企業も数多いですが、今日において日に日に熱視線が注がれる機会が増加傾向なのがSX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)です。 企業存続の鍵を握るSXは、これからの未来に目を向けた時に変わらず企業経営をし続けたりより一層発展した経営やサービス、製品などをお客様に届けることを指します。 こうしたビジネスモデルや組織の変革が求め

IT基礎知識を習得するための勉強方法

IT基礎知識を習得するための効率の良い勉強方法は、コンピューターの仕組みを理解すること、そしてソフトウェアとハードウェアの違いや連係を知ることにあります。 コンピューターの仕組みは、まずは自作PCのようにパーツ単位での働きや仕様の意味、機能などをひとつずつ勉強するのが良いでしょう。 次に、ソフトウェアとハードウェアがどう動いて機能を実現しているのか、連係を含めて理解を深めるのが正解です。 また、一般向けと業務用のコンピューターの違いや、ネットワークに関する知識も習得した