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そんな事言わずに、行けばよかった。

2018年8月14日を一筆書きで振り返る。

僕は帰郷という概念が好きになれない。

地域にもよるだろうけど、お盆になると親戚一同がこぞって実家という場所に帰郷する。

正月を含めると、年に2回の全国的な大移動合戦だ。

もちろん、公共交通機関は大混雑。一挙に日本列島の大地を蹴り上げていく人々の足の音。各局メディアは全国各地の交通状況を毎年かかさずに放送する。

なんだ、どうしてかな。僕は帰郷という概念があまり好きではない。

好きな時に実家に帰りたいし、大混雑中に帰るという選択肢をあえて選ばなくてもいいと思う。とは言え「こんな時しか仕事も休みも取れないし、こんなときしか実家に帰れないから」というマジョリティな声を理解できないわけではない。

「パパ、お盆は仕事休んで帰れる?」

「いやいや、俺は行かない。俺のことは気にせずに、楽しんでこんね。」

ということで、平成最後のお盆も、僕は実家には帰らなかった。でも、寝坊助の妻(関連記事:寝坊助な妻をみて 毎朝 僕が泣く理由)と子供2人(姉妹)は実家に帰郷した。

僕の実家である五島。妻と子供は大満喫!

多くの日本人にとっての年間行事のビッグタイトルである”お盆”。それは、夏の思い出を作る大チャンスでもある。

僕の実家は五島列島福江島。なんせ海がキレイだ。沖縄よりも認知度が低いが、随所に絶景スポットが、目白押し。

僕を残して帰郷した家族は、海にプールに花火に、そして美味しい料理を堪能。その様子をリアルタイム写真で見せびらかされてはいたものの、”僕は帰郷という概念が好きではない”から決してブレたりはしない。


家族が実家から僕の家に帰宅する前日の夜。



ブルッと震える僕のiPhone。妻からのLINE。




家族の帰郷の締めくくりに最適な素晴らしい夕日の写真が、最後に妻から送られてきた。




「行けばよかった……」

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