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【オフィスor在宅or〇〇】できる人から始めてる、ワーケーションという働き方

こんにちは!PreVenture編集部です!

みなさんはワーケーションという働き方をご存じでしょうか。普段働いている場所を離れ、観光地やリゾート地で働いてみたいと感じている人も多いと思います。コロナをきっかけに、リモートワークはかなり浸透しました。ZOOMやGooglemeetなどを活用して、在宅勤務にほとんどの企業が対応です。しかし、在宅勤務に比べて日本でワーケーションを導入している企業は3.6%とごくわずかです。在宅勤務に対応することがリモートワークに対応することではありません新しい働き方としてのワーケーションが注目を集めています。

今回の記事では、ワーケーションについて、さらに一歩踏み込んでみたいと思います。

ワーケーションの現状

まず初めに、ワーケーションの現状について見てみましょう。

ぬっきー note (59)

38.4と3.6

この数字が何を表している分かるでしょうか?この数字、実はリモートワークの導入率と、ワーケーションの導入率を表したものなんです。

コロナをきっかけにリモートワークの導入は急ピッチで進められました。特に、情報通信系を扱う企業などオフィスを仕事をする場所としている企業はリモートワークが浸透しています。

それに比べて、ワーケーションの導入率は3.6%にとどまっています。リモートワークが浸透したことによる変化は、オフィス勤務の他に、在宅勤務という選択肢が加わったことです。私たちはどこでも働けるということを理解しつつありますが、どこでも働ける状態にはない事実があります。

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航空会社や旅行会社が推進

コロナの影響で大きなダメージを受けた、航空会社や旅行会社が、ワーケーションをプランとして販売しています。

コロナをきっかけに旅行に行く機会が減少しました。そこで再び需要を喚起するために、ワーケーションに新しい活路を見出そうとしています。

地方自治体もワーケーションに活路を見出す

ワーケーションに注目しているのは、航空会社や旅行会社だけではありません。地方自治体もワーケーションに活路を見出そうとしています。

ワーケーションをきっかけに地方に足を運んでもらう。そこから、関係人口を増やすことができれば、地方の活性化に繋がります。


ワーケーションは大切なのか

ワーケーションは航空会社や旅行会社だけでなく、地方自治体も注目するなど、国全体で推進されています。ワーケーションがそれぞれにとって非常に重要であることは理解して頂けたと思います。それでは、企業やそこで働く人たちにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

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採用競争力の強化につながる

ワーケーションの導入は、採用力の強化に繋がります。これはワークライフバランスや、フレックスタイム制と同じです。優秀な人ほど、縛られることを嫌います。これからは働く場所や時間を自由に選ぶことができる企業に優秀な人材が集まります。選択肢が多い自由に選択できることが、採用力の強化に繋がります。

納得感をもって働くことができる。

自分で働く場所を選ぶことができると、その分納得感をもって働くことができます。指定されていることに対して、不満を感じると作業中でも頭の片隅で不満を感じていることになります。考えることが減る。しかし、自分が選んだということが満足感に繋がり、不平不満などを考えることがなくなります。その結果、これまで他のことを考えていた脳を、作業に必要な思考に使うことができます。目の前の業務に集中できるようになり、生産性があがります。

さらに納得感をもって働くことが満足感や幸福感をさらにたかめ、組織への愛着や組織へのコミットメントを高めます。

締め切りを意識する。仕事の効率性が上がる

ワーケーションの働き方として、景色の良い観光地やリゾート地でリラックスしながら働く方法と別にもう一つの方法があります。それが、宿舎で缶詰になる働き方です。昔の文豪もこの方法で書物の執筆にあたりました。

3~6泊ほど連泊し、その期間で決めた仕事を終わらせてしまいます。オフィスで作業をすると他のことが気になったり、気付いたら優先度の低い作業をしてしまっていたという経験があると思います。宿舎で缶詰になることで、他の情報を限りなく遮断し、目の前の業務に集中できます。

そして、締め切りを意識することになるため、生産性があがります。

解釈レベル理論 距離

少し角度が変わりますが、解釈レベル理論という興味深い話があります。この理論では、対象から距離が離れていると感じれば感じるほど、思考が抽象的になるとされています。

抽象的な思考は新しいアイデアなどのクリエイティブな仕事に不可欠です。経営に関わる仕事をしているかたなどは、一度実践してみてください。イノベーションのきっかけになるようなアイデアが思いつくかもしれません。

企業でワーケーションを進めるには

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非同期コミュニケーションが必要になる。

非同期のコミュニケーションとは文字ベースでのやりとりのことです。

チャットツールなどを用いてのコミュニケーションを会話などのリアルタイムのコミュニケーションと同じ水準で行う必要があります。ZOOMなどのオンラインビデオツールを導入することがリモートワークへの対応ではありません。

非同期のコミュニケーションがリモートワークには不可欠であるという認識が少しづづされてきており、今後ますます注目されることになります。

リモートリーダーシップが必要

リモートワークでの大きな課題がリモートでのメンバーのマネジメントではないでしょうか。画面越しでしか確認できないため実際に何をしているのか分からない。組織へのコミットメントが生れないことに多くの人が頭を抱えていると思います。この課題は必ず解決策を講じる必要があります。今後のリモートワークがなくなることは恐らくありません。

そこで必要となるのは、リモート・リーダーシップです。リモートに対応した、マネジメントシステムを身に着ける必要があります。リモートでのエンゲージメントを高めることが、組織のコミットメントに繋がります。具体的な策として、意図して社員同士交流する時間をつくる、チームに共通の期待値を設定することで同じ目標を追っていることを感じてもらうなどが考えられます

これまでは、こちらが意図しなくても偶発的に起こっていたことは、リモートになると発生確率が下がります。これまでのエンゲージメントの向上に役立った要素はないかを振り返り、リモートに対応した形で落とし込んでみてください。

コミュニケーション・会話の機会創出

オンサイトとリモートの使い分けが必要になります。
やはり、直接同じ場所に集まって、会議をすることでしか生み出せない結果はあります。これからはオンサイトとリモートのバランスが重要です。個人の作業はそれぞれの好きな環境で行ってもらい、重要な会議は一つの場所に集まって行う。このような棲み分けがこれからの最適解になってきます。組織の生産性を最大限に発揮するためにも、オンサイトとリモートのバランスを見極めることを意識してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はワーケーションについてまとめてみました。リモートワークが浸透するにつれて、注目されるようになりました。いつか、景色の良い観光地やリゾート地でワーケーションしてみたいと思っている人もいると思います。しかし、ワーケーションをすると観光気分になり、仕事をしなくなるのではないか、という懸念もあり、仕事とワーケーションを区別する考え方もあるようです。

しかし、ワーケーションもリモートワークの一つで、これから仕事ができる人を中心に働き方の一つになりそうです。ワーケーションを実施するには全社的な理解と協力が必要になります。今後は会社単位でのワーケーションがカギになりそうです。

最後に。。。

弊社では、転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」も運営をしています。ベンチャーに興味がある方で、どんなベンチャーに向いているかを知りたい方は是非試してみてください。


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