代理店は必要か?これからの広告代理店の存在意義
誰もがメディア発信者になれる時代
現代はインターネットが発展し様々な媒体が生まれたことで気軽に誰でも発信者になることが可能です。
・YouTube
・Instagram
・Twitter
・note
等、自分の得意とする内容に合わせて媒体を選び、クリエイターになれます。
また、自社でデザイナーを雇用し広告を内製化する企業も増えてきています。
こうした世の中の変化によって、広告代理店は在り方を変えるべき時代になっています。
広告代理店の生き残り競争は既に始まっている
生き残り競争自体は私がPR ENGINEに入社する以前から始まっていました。
10年ほど前から危惧する声、生き残るために方向転換するのであればこうしていくのがよいのではないか等様々な意見が出ています。
4大マスメディアである新聞、雑誌、テレビ、ラジオの価値は昔より低下しています。
新聞は購読者数が減少し、新聞広告・折込チラシはシニア層に向けての内容が多くなっています。
もちろん主婦層に向けての折込チラシも健在ですが、若い世代はそもそも新聞を購読していない方も多いです。
広告代理店に勤めている者であればCMなどをチェックすべきなのは分かっているのですが、私はテレビをほとんど見ません。
正直に言うと見たいコンテンツがないからです。
見る時は仕事視点でCMは何を放送しているのかザッピングするくらいです。
ニュースはネットニュースで事足りますし、映像媒体は大体YouTubeで興味のあるコンテンツを見たり、Amazonプライムやネットフリックスなどのサブスクで好きなジャンルの作品を視聴しています。
私のような方は多いのではないでしょうか?
こうしたテレビ離れ、新聞離れはこれからますます増えていくと思われます。
そうなった時、これらの媒体に広告出稿する価値は今より薄れていきます。
広告代理店と言えば4大マスメディアに強いイメージがあるかと思います。
その4大マスメディアが衰退している今、多くの広告代理店は在り方を変えなければ生き残れなくなっています。
新たな在り方とは
「広告代理店は中継ぎ業者でどこに頼んでも同じ」とクライアントに認識されているとしたら生き残ることは困難です。
弊社は現在も広告を通してクライアントの価値を消費者へ伝え、成功に貢献することを目指し、日々の業務に取り組んでいます。
状況のヒアリングをし、課題の特定と打ち手のご提案、実際の広告展開まで一貫して行っています。
この現在の在り方をより強化するのか、新たな方向性を導き出すのか、弊社も広告代理店の一社として大きな舵を切る時期だと認識しています。
情報誌制作をしていた頃から私が大切にしていることは「クライアントへの介在価値を持つこと」です。
クライアントに伴走し、課題を解決し目標・成功に向かって共に走り続けます。
その中で「ぬまたさんにお願いしたい」「ぬまたさんになら任せられる」と言っていただける、期待値を持っていただける関係を構築することを目指しています。
これは人同士の信頼関係だけでなく、年間広告計画のご提案や成果物の広告で結果を出しているからこそ得られる言葉だと思っています。
実際そうして信頼関係を築いたクライアントから先のような言葉をいただいたり、親愛を込めてあだ名で呼んでいただいていたこともあり、今でも私の中で大切な体験になっています。
大切なのは何ができる企業なのかという「技術」的部分と、誰が関わるのかという「人」の部分の強みの掛け合わせだと考えます。
そうした部分も含め差別化を行い新たな方向へ進んでいく道を現在模索しています。
大変なことではありますが、重要な企業の過渡期に関われることは貴重な体験だと思うので少しの不安と同時にワクワク感でいっぱいです。
もちろんこれから苦労することや努力しなければならないこと、勉強しなければならないことはたくさんあると思います。
それらの大変さも含めた現状に、新たな強い相手に出会った悟空のように「オラわくわくすっぞ!」となっています。(ドラゴンモール超スーパーヒーロー最高でした…)
人生は一度きりなので、自分がワクワクできるか?楽しめるか?成長できるか?という視点は大切にしたいです。
これから新たに生まれ変わるPR ENGINEについても今後noteで発信していけたらと考えています。