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文字の中に広がる世界。

最近本を読むのがすごく楽しい。
夜な夜な読みふけりたい。
それこそお酒とか呑みながら。
(しかし下戸。。。)

時計もない。テレビもない。
最低限の好きなものしか置いていない。
時の流れを感じさせるものもなく、
好きなことしかできない部屋 笑。
そこで人知れず寝起きする幸せ。

夜は蛍光灯はつけず、柔らかい電球の灯のみ。
置いてある(?)食べ物も香も自分好みだし、
寒ささえ過ぎればここはまさに天国 笑。
おっと、話がズレた。

しばらく小説とか物語系から
少し遠ざかっていたのだけど、
ふとしたきっかけで
また少しずつ手に取るようになった。
そしてまた、
物語を味わう喜びを思い出してしまった。

文字の中に広がる様々な世界。
それが純粋にとても楽しい。
その感覚にただ触れたい。
読書の時間を心待ちにしている笑。
借りてきた本を、
一冊ずつ読み終わっていくのがまた楽しい。

活字を追っているだけなのに、
こんなにも心が高揚したり、
何かを感じたり、
違う世界や人生に
足を踏み入れた気持ちになるなんて、
本って本当に不思議で素敵だ。

本を読んでいる時、私は一体
何を体験しているのか誰か説明してほしい。

そのまま行くと私は
割と頭でっかちになるから、
直接的な体験を重視するように
心がけているのだけど、

本を読んだり、
空想の世界に触れていると、
自分の内側の世界が
果てしなく広がっていく気がする。
或いは、自分の内側に
果てしなく広がっている空間を感じる。

そこには、物理的な縛りがない、
どこまでも、何でも受け入れられるスペースがある。
その内側の宇宙はとても自由で、
時間軸も次元もなくて、
何でもありだからとても好き。

実体験は勿論大事だけど、
そんな風にとことん自由になれる場所を
私はとてもとても愛しているから。

一見なんてことないんだけど、
どこかねじれた世界とか、
絶妙なリズムを持つ文章とか、
言葉を読んでいるはずなのに
空気感を感じているような
印象を受ける文章とか、

本だからこそ成り立つ世界
って感じの本にヒットした時の
くぅー”(*>ω<)o"っていう
ひそかな喜び。笑

そこのツボが何なのかは
自分でもよく分からないのですが。。。
だからmyヒットは余計に貴重。
ストーリーが面白いとか、
内容がいいとか、
まぁそれもなくはないですが、
一番嬉しいのは
私のこの絶妙なツボに触れてくること。
(これは本に限ったことではないですが。)

たまーにあるんだよね。
どこを読んでも絶妙で、
「もう何なんだよこの作者はー!!」
っていう一冊。
嬉し悔しく悶えます。
だからベストセラーだとか、
そういうことはどうでもいい。

一方、そんな絶妙な本を
私にもたらしてくれる人は、
疑うことなく信用しちゃう。
その感性を持ってるだけで、
もう”アリ”でしょ!って思っちゃう笑。

(どんな本読むの?っていう会話は、
無難な話題のようで、
意外としづらいよね…
どの辺から正直にディープに行っていいかが
イマイチよくわからない。
まぁディープな人は言動でわかるんだけどねw)

先月はヒット作が続いて、
中でも最近、心に残る絶妙な一冊と出逢えました。
その一冊に出逢えたことが
すごく嬉しかったので
今日は思わず暴走しました。

物語の素敵さを
思い出させてくれたことに大感謝。

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