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日本文化への念いを伝えるって?

3人の日本人美女の鼎談(ていだん)でした!

日本発信プロジェクトの軌跡

海外から日本文化を発信する。
それも6人の子育てをしつつ、
ミャンマー、イギリスと世界を渡りながら…とうかがって
圧倒的な行動力に魅せられました。

橋本清美さん。
イギリスで日本酒を醸造し、
ラグジュアリーブランドとして世に送り続けている
経営者です。「海外では日本の代表のつもりで生活しています。」
清美さんの声には自然と姿勢を正すような張りがありました。

ミャンマーでは日本人が信頼されていること、
イギリスでは和を以って貴しとなすを体感されたそうです。

イギリスで日本酒醸造の地を決めたエピソードから
聞けば聞くほど熱い念いが流れてきました。

バッキンガム宮殿の次に重要な歴史的建造物を
日本酒の醸造所にする。

最初は周りの人が「それは無理」と言ったそうです。
ですが、その地に根を下ろしていた大きな木に
清美さんが抱きついたら
「ここだよ」と言われた気がしたから。
そこから全てが始まりました。

地域住民の理解を得るために
対話を重ね、時間をかけて調整をしていった。
結果、満場一致で許可が下り、翌日新聞に掲載されるほどだった。

相手の立場を大切にして、丁寧に進める日本人らしさが
一番の交渉力という、清美さん実体験からの言葉でした。


日本酒にしかないストーリー

1本18万円、NFTで888万円で落札されるほど
日本酒の価値を高めている清美さん。

なぜそんな高額で?と驚きました。
日本酒には唯一無二のストーリーがあり、
海外の方からリスペクトされているからだそうです。
それは「すべての日本酒が御神酒のために造られる」ということ。
神様と人をつなぐ神聖なもので、2,000年も変わっていません。

唯一無二の特徴をきちんと伝えて、海外の方にわかっていただく。
そのおかげで
国際会議のおみやげとしてふるまわれ、
大切なプロジェクトの始まりで盃を交わされるように
なったのだそうです。

自然としていることが日本人らしい?

日本文化をうまく説明できない。
なんとなく自信がない。
私もそう思ってきました。

ところが、清美さんは
「自然としていることこそ日本人らしい」
とおっしゃいました。

着物、寿司、日本酒…見えるものだけでなく
見えない内面に日本人らしさが宿るのだそうです。

相手のために無意識のうちにゆずる。
次の人のためにきれいにしておく。
それって当たり前ではないですか?と思うようなことも
海外生活を通して「とても日本らしい」と再認識できる。
数年海外で過ごしてみたら価値観が変わりそうですね。


日本文化を大切にするスピリットでコラボ

今回のグラレコの色は緑。
清美さんがこの場所に酒蔵をと決めた
大樹をイメージしました。

その場所で真珠ジュエリーのMIKIMOTOさんの
スペシャルサイト・動画が撮影されました。
深い緑と真珠の優しい輝き…ここで語られる清美さんのストーリー。
美しすぎます!ぜひご覧ください。

冨永愛、英国の酒蔵を訪れる



清美さんはこの大樹のように、
関わる人すべてにパワーを分けてくださっています。
日本文化に誇りを持てるお話をありがとうございました!

記事担当:プレキョウ都道府県アンバサダー 安積津友香

https://presen.or.jp/


次回の伝×伝のウェビナーは10/10(火)
自由国民社の編集長・三田智明さんです。
三田さんが手がけていらっしゃる
「教養としての」シリーズ、私も読んでいます。
編集力の極意を読書の秋にお聞きしましょう。
お楽しみに♪


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