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演劇、ダンス、パフォーマンス・アートを中心に国内外で実施される様々な『イベント』の企画…

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演劇、ダンス、パフォーマンス・アートを中心に国内外で実施される様々な『イベント』の企画や運営をおこなう制作会社。アーティストと協働し、国際的なシーンや地域コミュニティと繋がり、教育や福祉を視野に入れて、“表現”の未来をつくります。 https://precog-jp.net/

マガジン

  • スタッフnote

    演劇、ダンス、パフォーマンス・アートを中心に国内外で実施される様々な『イベント』の企画や運営をおこなう制作会社precogの、【スタッフnote】をまとめたマガジンです! precogでは年間15本以上のプロジェクトが同時進行中。 「明日は〇〇プロジェクトの情報公開!」「来週はバリアフリー制作で事務所を使います!」「再来週は〇〇公演の小屋入り〜本番!」 などなど、スタッフはオンライン会議で仕事を進めつつ、事務所や現場を行き来しながら、知見をシェアしたり、アイデアをぶつけ合ったりしてプロジェクトを進めています。 企画を練り、調整や準備を重ねるプロデューサーやプロジェクトマネージャー。働きやすい職場を目指して、クリエイティブに取り組むバックオフィスの面々など、precogのスタッフが日々の中で感じていることを記事にまとめていきます!

  • これまでのプロジェクト紹介(PICK UP)

  • precogの「場」づくり

  • Backstage of THEATRE for ALL

    precogが運営するバリアフリー型オンライン劇場「THEATRE for ALL」の映像配信における挑戦と葛藤と工夫の連続をレポートする特集。「つくる」と「かんがえる」をキーワードに、TfAのバリアフリー・アクセシビリティへの取り組みをひも解いていきます。

  • チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演

    様々な視点から『消しゴム山』を紐解く全3回のnote企画📖 チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演 2021年2月11日〜14日@あうるすぽっと 配信版『消しゴム山は見ている』 好評配信中❗️ https://www.keshigomu.online/performance/information

最近の記事

『光る君へ』で見えてきた字幕のもう1つの活用方法【スタッフnote】

はじめまして。precogが運営する「THEATRE for ALL」のWEB管理や広報を担当しているシミズです。「劇場体験に、アクセシビリティを」をミッションに配信作品や記事を公開しています。 私は子どもの頃から歴史好きな上に、学生時代には平安時代の文学を学びました。『源氏物語』を学びたくて国文学科に進み、卒論の題材にも選んだ『源氏』マニアなので、今年の大河ドラマ『光る君へ』は見逃せない作品です。大河史上ちょっと異色な作品、さてどうなるんだろう?と私も思っていたのですが、

    • みんなが一緒にいられる空間をどうつくる?入社4年目の私が今感じていること【スタッフnote】

      はじめまして、THEATRE for ALL事業部の林です。私は新卒でprecogに入社し、気づけば今年で4年目(!)に突入します。 入社以降、私は子供向けのワークショップやバリアフリー制作の進行管理などを担当し、アーティスト・情報保障に取り組まれている方・障害のある方・お子さんなど、たくさんの方とのご縁をいただきました。 今年度は初めて企画プロデュースを行う事業が動き出します。企画始動に向けて、あーでもないこーでもない、と企画をねりねりしながら、これまで出会ってきた方々

      • precog新年度オリエンテーションを実施しました!【スタッフnote】

        はじめまして。precogアドミニストレーション部の斉藤友理です! 先日、弊社で運営している新宿区のスタジオ「山吹ファクトリー」にて、新年度オリエンテーションを実施しました! precogでは年に数回、経営ビジョンの共有やスタッフ同士のコミュニケーションを図るワークショップを行うため、対面での社内イベントを実施しています。 普段遠方でリモート勤務している人も集まり、対面で会うことを大事するための貴重な機会となります。(今回はオンライン/オフラインでのハイブリット型で実施

        • トークあり!ライブあり!誰もがまるっと楽しめちゃう映画祭の裏側【スタッフnote】

          こんにちは!precogプロデューサーの田澤瑞季です。 このnoteはスタッフ個人が感じたことや学んだことについて発信していく企画です。 3ヶ月ほど前にこの企画がスタートし、自分の番が回ってきてしまいました(焦) 残念ながら文章を書くのが得意なタイプではないので何を書こうかと頭を悩ませていましたが、2023年度にわたしが担当した「まるっとみんなで映画祭2023」について、何を目指した事業だったのか、発見や楽しかったこと、大変だったことなどを自分自身の視点で書いてみようと

        『光る君へ』で見えてきた字幕のもう1つの活用方法【スタッフnote】

        • みんなが一緒にいられる空間をどうつくる?入社4年目の私が今感じていること【スタッフnote】

        • precog新年度オリエンテーションを実施しました!【スタッフnote】

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        • スタッフnote
          6本
        • これまでのプロジェクト紹介(PICK UP)
          3本
        • precogの「場」づくり
          8本
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          5本
        • チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演
          4本

        記事

          アートイベントはどうやって生まれる?企画の背景と制作のプロセスをご紹介!【スタッフnote】

          実績紹介ページ「WORKS」をご覧あれ!こんにちは。広報の田井中です。 precogWEBでは、これまで手がけてきたプロジェクトの実績を「WORKS」ページに掲載しています。舞台制作ってどんな仕事?イベントプロデュースって何をしているの?それぞれのプロジェクトの裏側で、わたしたちが何を考え、どんなトライを重ねているのか、ぜひ感じていただけると嬉しいです。 ここではプロジェクトの一部をご紹介! アートプロジェクトの企画や制作に関心のある方だけでなく、新たな価値創造をめざ

          アートイベントはどうやって生まれる?企画の背景と制作のプロセスをご紹介!【スタッフnote】

          【スタッフnote】はじめます!

          こんにちは。precogで広報を担当している田井中です。 precog noteではこれまで、わたしたちが企画制作するアートプロジェクトの"クリエーションの裏側"や"サイドストーリー"をお届けしてきました。 そしてこの度、スタッフ自らが発信する場として【スタッフnote】シリーズをはじめたいと思います。 precogスタッフのいつもの風景 precogでは年間15本以上のプロジェクトが同時進行中。 「明日は〇〇プロジェクトの情報公開!」「来週はバリアフリー制作で事

          【スタッフnote】はじめます!

          イリュージョンの起こるところ:映像演劇『ニュー・イリュージョン』をめぐるオンライントーク

          映画監督と語る映像演劇 舞台の上に立つ一対のスクリーンに映し出された男女は、昨日までその劇場で上演されていたという、かつて二人が暮らした部屋を舞台にした演劇について語り出す——。 スクリーンなどに投影された等身大の役者の映像と観客の想像力によって「演劇」を立ち上げる〈映像演劇〉。これまでは美術館や展示スペースで上演/展示をしてきた同シリーズの最新作は、舞台と客席という通常の演劇の形式を踏襲し、劇場空間で〈映像演劇〉を「上演」するものとなった。劇場で映像が立ち上げるイリュージ

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          「“映像演劇”が生み出したイリュージョンを体験して」チェルフィッチュ『ニュー・イリュージョン』レポート

          2022年7月から8月にかけて、precogではインターンシップ生として跡見学園女子大学から大西綾乃さんをお迎えし、チェルフィッチュの映像演劇『ニュー・イリュージョン』の運営に携わっていただきました。大西さんから見た本公演がどのようなものであったのか、大西さんがインタビューしたお客様は何を感じたのか、レポートとしてまとめていただきました。  はじめまして!跡見学園女子大学の大西です。今回は8/21(日)~8/28(日)に王子小劇場にて上演されたチェルフィッチュ映像演劇『ニュ

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          アートを通した学びの場:precogのつくるワークショップ

          「自由にやってごらん。どんな音がするかな?」「これどう?半透明になってる?」「作者はこういうことを伝えたいのかも?」precogが開催するワークショップは、いつも創造的なチャレンジや新たな視点の発見を生み出しています。 私たちは、2019年に教育プログラムの開発企画「コネリング・スタディ」を始動した頃から、鑑賞体験を豊かにするための取り組みを「ラーニング事業」という会社の中のひとつの柱として位置付け、本格的な取組みを加速させてきました。それは「THEATRE for ALL

          アートを通した学びの場:precogのつくるワークショップ

          音声と演劇をめぐって——チェルフィッチュ×藤倉大 with Klangforum Wien 新作音楽劇(ワークインプログレス公演/音声ガイド付き映像配信)での取り組み

          2023年のウィーン芸術週間で委嘱作品として初演を迎える新作音楽劇。そのワークインプログレス公演(制作過程にある作品の公演)が2021年11月に行なわれた。さらに、音声と演劇をめぐる取り組みの一環として、THEATRE for ALLではワークインプログレス公演の映像が音声ガイド付きで配信されている。音声ガイドは一義的には情報保障のためのものだが、ワークインプログレス公演がそうであったように、この音声ガイドとその制作過程もまた、作り手たちの思考を知り、あるいは演劇に対する新し

          音声と演劇をめぐって——チェルフィッチュ×藤倉大 with Klangforum Wien 新作音楽劇(ワークインプログレス公演/音声ガイド付き映像配信)での取り組み

          コロナ禍での海外公演 〜制作者座談会レポート〜

          2020年初めに世界中に広まった新型コロナウイルスによる感染症は、2022年となった現在に至るまで舞台芸術の作り手と観客の双方に大きな影響を与え続けている。このような状況下における舞台芸術の国際交流の現実はどのようなものだったのか。 パリ・フェスティバル・ドートンヌに参加した庭劇団ペニノ『笑顔の砦』、ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ『ショールームダミーズ #4』、チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』と、ベルリン芸術祭/ポンピドゥー・センターで上演された中間ア

          コロナ禍での海外公演 〜制作者座談会レポート〜

          新しい演劇の形を目撃した!「日本語を使った演劇ワークショップ」レポート

          2021年8月から10月にかけて、precogではインターンシップ生として跡見学園女子大学から中村佳那子さんをお迎えし、チェルフィッチュが主催した「日本語を使った演劇ワークショップ」の運営に携わっていただきました。中村さんの目から見てこのワークショップはどんなものだったのか、レポートにまとめていただきました。 こんにちは!今回は9月から10月にかけて実施された「日本語を使った演劇ワークショップ」について、プリコグでのインターンシップを通して参加した私、跡見学園女子大学の中村

          新しい演劇の形を目撃した!「日本語を使った演劇ワークショップ」レポート

          多様な人たちが共に楽しみ混ざり合った映画祭 ー初のリアルイベント「まるっとみんなで映画祭」を振り返るー

          2021年12月4日(土)、千葉県印西市の複合施設「theGreen」にて、THEATRE for ALL初めての野外上映イベントを行いました。これは、オンラインでも展開する『まるっとみんなで映画祭』の初日に開催した、1日かぎりのリアルイベント。通常は、音声ガイドや字幕、手話などのバリアフリー対応や、他言語対応を充実させたオンライン動画配信サービスですが、この野外上映イベントでは、リアルだから実現できるバリアフリーのアイデアを散りばめました。そんな初の試みを振り返ります。

          多様な人たちが共に楽しみ混ざり合った映画祭 ー初のリアルイベント「まるっとみんなで映画祭」を振り返るー

          precogより2022新年のご挨拶

          あけましておめでとうございます! precogは今日から2022年の活動開始です。 東京で最大の感染者数を記録して始まった2021年。皆さまのご指導、ご協力のおかげで、ウィズコロナの知見も確立しながら、前向きに活動できた1年でした。 昨年はリモートワークでそれぞれに業務を行ってきたprecogスタッフ。今年はリアルに顔を合わせる機会が増えることを期待していますが、仕事でご一緒する皆さまとも、直にお会いし、握手を交わせる日がくるよう心から願っています。 precogは、演

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          学びの場としての舞台芸術——二つのワークショップ

          この夏、若い世代を対象とした二つのワークショッププログラムが実施された。「Meet the Artists」 山本高之「イクトゥス」と 「アート・キャンプ for under 22 Vol. 7 ヒューマン・ビギン:アシタナニスル?」。「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」の関連プログラムとして実施されたこの二つのワークショップは、それぞれ6歳から10歳と16歳から22歳の参加者たちが、様々な分野のプロフェッショナルな大人たちとの関わりを通して

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          はじめまして、precogです!

          はじめまして、precog(プリコグ)です。 precogは国内外で行なわれる演劇やダンスなどパフォーミングアーツを中心としたイベントの企画・運営を通して"表現"の未来をつくる会社です。アーティストやクリエイター、あるいは様々な分野の専門家と協働することで、芸術のみならず国際理解、地域活性化、教育、福祉など異なる領域を横断する形で「新しい価値」を社会に展開しています。 では、precogの仕事は具体的にはどのようなものなのでしょうか。precogは「制作者」の集団ですが、そ

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