precog

演劇、ダンス、パフォーマンス・アートを中心に国内外で実施される様々な『イベント』の企画や運営をおこなう制作会社。アーティストと協働し、国際的なシーンや地域コミュニティと繋がり、教育や福祉を視野に入れて、“表現”の未来をつくります。 https://precog-jp.net/

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演劇、ダンス、パフォーマンス・アートを中心に国内外で実施される様々な『イベント』の企画や運営をおこなう制作会社。アーティストと協働し、国際的なシーンや地域コミュニティと繋がり、教育や福祉を視野に入れて、“表現”の未来をつくります。 https://precog-jp.net/

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    • Backstage of THEATRE for ALL

      precogが運営するバリアフリー型オンライン劇場「THEATRE for ALL」の映像配信における挑戦と葛藤と工夫の連続をレポートする特集。「つくる」と「かんがえる」をキーワードに、TfAのバリアフリー・アクセシビリティへの取り組みをひも解いていきます。

    • チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演

      様々な視点から『消しゴム山』を紐解く全3回のnote企画📖 チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演 2021年2月11日〜14日@あうるすぽっと 配信版『消しゴム山は見ている』 好評配信中❗️ https://www.keshigomu.online/performance/information

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    イリュージョンの起こるところ:映像演劇『ニュー・イリュージョン』をめぐるオンライントーク

    映画監督と語る映像演劇 舞台の上に立つ一対のスクリーンに映し出された男女は、昨日までその劇場で上演されていたという、かつて二人が暮らした部屋を舞台にした演劇について語り出す——。 スクリーンなどに投影された等身大の役者の映像と観客の想像力によって「演劇」を立ち上げる〈映像演劇〉。これまでは美術館や展示スペースで上演/展示をしてきた同シリーズの最新作は、舞台と客席という通常の演劇の形式を踏襲し、劇場空間で〈映像演劇〉を「上演」するものとなった。劇場で映像が立ち上げるイリュージ

      • 「“映像演劇”が生み出したイリュージョンを体験して」チェルフィッチュ『ニュー・イリュージョン』レポート

        2022年7月から8月にかけて、precogではインターンシップ生として跡見学園女子大学から大西綾乃さんをお迎えし、チェルフィッチュの映像演劇『ニュー・イリュージョン』の運営に携わっていただきました。大西さんから見た本公演がどのようなものであったのか、大西さんがインタビューしたお客様は何を感じたのか、レポートとしてまとめていただきました。  はじめまして!跡見学園女子大学の大西です。今回は8/21(日)~8/28(日)に王子小劇場にて上演されたチェルフィッチュ映像演劇『ニュ

        • アートを通した学びの場:precogのつくるワークショップ

          「自由にやってごらん。どんな音がするかな?」「これどう?半透明になってる?」「作者はこういうことを伝えたいのかも?」precogが開催するワークショップは、いつも創造的なチャレンジや新たな視点の発見を生み出しています。 私たちは、2019年に教育プログラムの開発企画「コネリング・スタディ」を始動した頃から、鑑賞体験を豊かにするための取り組みを「ラーニング事業」という会社の中のひとつの柱として位置付け、本格的な取組みを加速させてきました。それは「THEATRE for ALL

          • 音声と演劇をめぐって——チェルフィッチュ×藤倉大 with Klangforum Wien 新作音楽劇(ワークインプログレス公演/音声ガイド付き映像配信)での取り組み

            2023年のウィーン芸術週間で委嘱作品として初演を迎える新作音楽劇。そのワークインプログレス公演(制作過程にある作品の公演)が2021年11月に行なわれた。さらに、音声と演劇をめぐる取り組みの一環として、THEATRE for ALLではワークインプログレス公演の映像が音声ガイド付きで配信されている。音声ガイドは一義的には情報保障のためのものだが、ワークインプログレス公演がそうであったように、この音声ガイドとその制作過程もまた、作り手たちの思考を知り、あるいは演劇に対する新し

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            コロナ禍での海外公演 〜制作者座談会レポート〜

            2020年初めに世界中に広まった新型コロナウイルスによる感染症は、2022年となった現在に至るまで舞台芸術の作り手と観客の双方に大きな影響を与え続けている。このような状況下における舞台芸術の国際交流の現実はどのようなものだったのか。 パリ・フェスティバル・ドートンヌに参加した庭劇団ペニノ『笑顔の砦』、ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ『ショールームダミーズ #4』、チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』と、ベルリン芸術祭/ポンピドゥー・センターで上演された中間ア

            新しい演劇の形を目撃した!「日本語を使った演劇ワークショップ」レポート

            2021年8月から10月にかけて、precogではインターンシップ生として跡見学園女子大学から中村佳那子さんをお迎えし、チェルフィッチュが主催した「日本語を使った演劇ワークショップ」の運営に携わっていただきました。中村さんの目から見てこのワークショップはどんなものだったのか、レポートにまとめていただきました。 こんにちは!今回は9月から10月にかけて実施された「日本語を使った演劇ワークショップ」について、プリコグでのインターンシップを通して参加した私、跡見学園女子大学の中村

            多様な人たちが共に楽しみ混ざり合った映画祭 ー初のリアルイベント「まるっとみんなで映画祭」を振り返るー

            2021年12月4日(土)、千葉県印西市の複合施設「theGreen」にて、THEATRE for ALL初めての野外上映イベントを行いました。これは、オンラインでも展開する『まるっとみんなで映画祭』の初日に開催した、1日かぎりのリアルイベント。通常は、音声ガイドや字幕、手話などのバリアフリー対応や、他言語対応を充実させたオンライン動画配信サービスですが、この野外上映イベントでは、リアルだから実現できるバリアフリーのアイデアを散りばめました。そんな初の試みを振り返ります。

            precogより2022新年のご挨拶

            あけましておめでとうございます! precogは今日から2022年の活動開始です。 東京で最大の感染者数を記録して始まった2021年。皆さまのご指導、ご協力のおかげで、ウィズコロナの知見も確立しながら、前向きに活動できた1年でした。 昨年はリモートワークでそれぞれに業務を行ってきたprecogスタッフ。今年はリアルに顔を合わせる機会が増えることを期待していますが、仕事でご一緒する皆さまとも、直にお会いし、握手を交わせる日がくるよう心から願っています。 precogは、演

            学びの場としての舞台芸術——二つのワークショップ

            この夏、若い世代を対象とした二つのワークショッププログラムが実施された。「Meet the Artists」 山本高之「イクトゥス」と 「アート・キャンプ for under 22 Vol. 7 ヒューマン・ビギン:アシタナニスル?」。「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」の関連プログラムとして実施されたこの二つのワークショップは、それぞれ6歳から10歳と16歳から22歳の参加者たちが、様々な分野のプロフェッショナルな大人たちとの関わりを通して

            はじめまして、precogです!

            はじめまして、precog(プリコグ)です。 precogは国内外で行なわれる演劇やダンスなどパフォーミングアーツを中心としたイベントの企画・運営を通して"表現"の未来をつくる会社です。アーティストやクリエイター、あるいは様々な分野の専門家と協働することで、芸術のみならず国際理解、地域活性化、教育、福祉など異なる領域を横断する形で「新しい価値」を社会に展開しています。 では、precogの仕事は具体的にはどのようなものなのでしょうか。precogは「制作者」の集団ですが、そ

            Backstage of THEATRE for ALL No.05|オンラインで、学びの場を設計する:参加者が安心感と主体感をもつための工夫 How to build up online Learning

            無機質な画面を隔てた状況において、参加者が安心感をもちながらテーマに集中するために、ワークショップの運営者はどういった環境を用意すべきなのか。 THEATRE for ALL(以下、TfA)では、オンラインワークショップやイベントから生まれる学びの在り方を追究しながら、2020年度ラーニングプログラム監修の臼井隆志(株式会社MIMIGURI)をはじめ、山口県山口市でメディア・テクノロジーを用いたワークショップを行う山口情報芸術センター(以下、YCAM)など、様々な外部パート

            Backstage of THEATRE for ALL No.04|意図しない「わからない」をなくすために:ともに作品をつくる、モニター検討会&感想シェア会 Review & Share for The Woks

            舞台や映画作品における音声ガイドやバリアフリー字幕を付けることは、視覚障害者や聴覚障害者が作品を鑑賞することへの障壁を下げる一つの手段である。しかし当事者の視点が入らないと、健常者が押しつけた「バリアフリー」がときとして鑑賞の妨げとなってしまうこともある。視覚障害や聴覚障害をもつ当事者らは、映像鑑賞の現場に何を求め、どのような「バリアフリー」を期待しているのだろうか。 つくり手と当事者が作品について意見を交わし合う「モニター検討会」THEATRE for ALL(以下、Tf

            Backstage of THEATRE for ALL No.03|あらゆる当事者の声を聞き、皆で育てる:誰もが使いやすいウェブサイトをつくるために

            THEATRE for ALL(以下、TfA)ではウェブサイト全体の設計はもちろん、ロゴや文字の表現など細かなところまで、アクセシビリティを高めるようなつくりにすることが常に思考されてきた。2021年3月13日(土)に開催された「THEATRE for ALL LAB大報告会」では、TfAのサービス設計を担当する株式会社プリコグの篠田栞と株式会社メジャメンツの岡上洋子、サニーバンク・アクセシビリティ部門のアドバイザーである伊敷政英が、その経緯について振り返った。その内容をもと

            Backstage of THEATRE for ALL No.02|対談:対話を学びに変え、考えることを止めない:作品を「ALL」化するために必要な覚悟

            2021年3月13日(土)、THATRE for ALL(以下、TfA)が今までの試行錯誤を振り返るオープンな大報告会「THEATRE for ALL LAB大報告会」が開催された。TfAでは現在、様々な作品がバリアフリー化され公開されている。その過程に深く関わってきたパートナーとメンバーが本イベントで語った言葉を借りながら、作品のバリアフリー化の裏側、そのなかで拡張される表現の可能性に迫る。 幅広い芸術から生まれた新たな会話オープニングトークで登壇したのは、TfAのバリア

            Backstage of THEATRE for ALL No.01|THEATRE for ALLは、いかに生まれたのか?(対談:金森香×中村茜)

            特集:Backstage of THEATRE for ALL precogが運営するバリアフリー型オンライン劇場「THEATRE for ALL」の映像配信における挑戦と葛藤と工夫の連続をレポートする特集。「つくる」と「かんがえる」をキーワードに、TfAのバリアフリー・アクセシビリティへの取り組みをひも解いていきます。 この記事は「THEATRE for ALL」から転載しています。  ▶︎ https://theatreforall.net/feature/featur

            振付について考えてみる——『アウトラップ』オンデマンド配信記念座談会

            ラッパーのステレオタイプな動きを、言葉から膨らませたイメージ=想像のトラックによって身体を振り付けるチェルフィッチュの方法論によって刷新したチェルフィッチュ × Otagiri × 丹下紘希『アウトラップ(いかにも音楽的な語りのなかにもキラリと饒舌なシナリオ)』。昨年12月、チェルフィッチュ初の映像作品として期間限定配信されたこの作品のオンデマンド配信が2021年6月22日(火)よりVimeoオンデマンドでスタートした。(購入はこちら)この配信を記念し、「振付とは何か」につい