ウェブPRに使える心理学とは?効果を最大化する5つの法則を紹介!
ウェブPRを実践するなかで、「なかなか結果がでない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方は、心理学を応用してみることをおすすめします。
同じ内容の発信でも、心理学を使えばその効果を最大化することができます。
ウェブPRに心理学を応用するメリットとは?
ウェブPRに心理学を応用するメリットは、PRの効果を最大化できることです。
PRをする以上は、誰もが「製品やサービスの知名度を高めたい」と願っています。
しかし、同じ文章でも、心理学を使えているものとそうでないものとでは、効果が見違えるものになる可能性があります。
例えば、「70%の割合で支持された」という表現と、「30%の割合で支持されなかった」では、どちらのほうが安心感を得られるでしょうか。
PRをしている方であれば、誰もが「70%の割合で支持された」で間違いないと感じられるでしょう。
ですが、心理学を応用できていなければ、このような小さな表現にこだわることができないのです。
ウェブPRに応用できる心理学とは?効果を最大化する5つの法則を紹介
では、ここからは実際にウェブPRに応用できる心理学を紹介していきます。
心理学は非常に奥が深い学問です。
まずは、すぐに応用できる5つの法則を理解することから始めていきましょう。
ウェブPRに使える心理学①-スノップ効果
ウェブPRに使える1つ目の心理学が、スノップ効果と呼ばれるものです。
例を挙げると「厳選された〇〇だけを原材料に採用」、「なかなか市場に出回らない〇〇を使用」といった文章は、このスノップ効果を期待するコピーと言えます。
スノップ効果はあえて「〇〇だけ」という言葉を使うことで、ユーザーに希少性を感じさせるのに効果的とされています。
ウェブPRに使える心理学②-噴水効果
2番目に紹介する心理学は、噴水効果と呼ばれるものです。
みなさんも百貨店の入口に「セール〇%OFF」といったのぼりが立てられているのを見たことがあるのではないでしょうか?
実はこののぼりも、心理学を活用したマーケティング手法のひとつです。
これは目に入る最初の情報でユーザーを喜ばせることで、それ以外の売り場の売り上げをあげるということを見込んでいます。
ウェブPRでも例えばランディングページに気を配ることで、その後の情報へのアクションを活発にするといった効果を見込めます。
ウェブPRに使える心理学③-カクテルパーティー効果
ウェブPRに使える3つ目の心理学が、カクテルパーティー効果と呼ばれるものです。
この法則はパーティー会場でも名前を呼ばれると、雑音が多くても耳に入るという状況から命名されています。
そして、Webでは「30代女性必見!」「40代男性なら知っておきたい」といったコピーが、カクテルパーティー効果を狙った文章です。
決して名前を呼ばれるわけではありませんが、ターゲットを絞り込んだタイトルであるほど、ユーザーに「私のことなのではないか?」と錯覚させることができます。
ウェブPRに使える心理学④-ザイオンス効果
広告に使える4つ目の法則が、ザイオンス効果と呼ばれるものです。
このザイオンス効果は、特に最近のSNS広告で高い効果を発揮しているとされています。
みなさんも「この広告何回も流れてくる」、と感じことがあるのではないでしょうか。
実は接触する機会が増えるほどに、その企業や製品に多する抵抗感がなくなるという心理が働き、その効果を実証しているのがザイオンス効果とされています。
ウェブPRをされている方はマーケティング担当と連携し、目につく頻度を高めることでユーザーとの距離を縮めたり、認知度アップを図ることができます。
ウェブPRに使える心理学⑤-シャルパンティエ効果
ウェブPRに使える最後の心理学が、シャルパンティエ効果と呼ばれるものです。
この法則はWeb広告に限らず多くのビジネスマンが日常的に活用しており、使うだけでそのものの価値を正しく伝えられるという効果を期待できます。
例えば、パソコンの性能の説明をするときに、「128GBのハードディスク搭載」よりも「フルHD動画が約20時間保存可能」と表現してあげたほうが、ユーザーはその価値を高く感じられるのです。
このようにPRをおこなう商品やサービスが同じでも、その性能をわかりやすく言い換えてあげるだけでその価値をグッと高めることができます。
まとめ
心理学は非常に奥の深い分野ですが、ウェブPRに用いることでその効果を最大化することができるでしょう。
もちろん、今回紹介した5つの法則を「すべて使わなければいけない」というわけでは有りません。
日頃から行っている施策に意識的に取り入れていくことで効果を最大化していけるでしょう。
まずは、タイトルには「私のことかもしれないと感じさせるカクテルパーティー効果」、商品やサービスを説明する際には「価値を正しく伝えられるシャルパンティエ効果」といった形で使い分けてみましょう。
同じ意味合いでも心理学を用いるだけで、ユーザーの反応を変えられるため、ウェブPRの効果をグッと高めることにつながるはずです。
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