やりた・・く・・ない。
狂ったようにパールネックレスを制作しております昨今ですが・・
ヴィンテージアクリルでも現行アクリルでも『塗装による穴の目詰まりやバリが大変多いビジューでのすので、手間を惜しまず一粒一粒処理をして使用するパールとなっておりますので一点ものとなり、現在今後またしばらくの間、再販は予定しておりません。』
と表記させていただいているものがあるのですが、ほんっと!!できれば!!できるだけ!!!極力!!!!これはやりたくない←
よーくご覧頂くと雫型に余分な塗装がホール付近にはみ出ています。これをバリと言います。
これを・・一粒一粒ニッパーで取り去り、そこを目打ちでグリグリグリ。
この作業をひたすらと一粒一粒行い、さらにネックレス制作のコードより太いコードに一旦通して行って、さらにホールの余分なバリを落ち着かせてからネックレス制作本作業。
よく素材購入時の説明としては『通し穴にバリが付着している事があります。ワイヤーからはずす際にバリの紛がでたり、塗料が穴に詰まっている場合がありますので穴の目詰まりがある場合は、針や目打ちなどで穴を広げてからご使用ください。』とか書いている場合があるのですが、その通り処理するだけだと結局ホールがぼそぼそしてしまうので、私はニッパーで切ってからホールを広げてさらにホールががたつく場合には何度かニッパー+目打ちの作業を繰り返します。
この作業が必要な販売アイテムは手を付けますまい・・と毎度思うのですが、今回も一つだけ出しています。(前回は確か二年ほど前。)
とんでもなく面倒なんですけど、小さい粒のアクリルほどつまむのも辛く指なんて途中で曲がったまま戻らなくもなりますが←
それを価格には・・乗せにくいんですよね・・。
どうか、せめて知って下さい。という気分。笑
この作業をするのとしないのとでは格段に仕上がりに差がつき、こんなちょっとのことだけれど省くと制作の都合上、後から後悔する過程もあり、そしてできあがりが安っぽく仕上がってしまう。
元来めんどくさがりなのに、無駄に細かいタイプ・・気が狂いそうなことをしております。
電動リーマーで行くという選択もあるのですが、「はぁ~めんどくせぇ~」で手元狂って必要な塗装まで剥がす危険あり。私の指・爪やっちゃう危険あり。貴重なヴィンテージなどではできませんし、販売予定で制作するものもできません。
・・私・・山菜、野草、好きなんです。
そして北海道に住んでいると、それ「タダ」じゃないですか。
でも山菜、野草系って自分で処理するとなると、前処理に手間も時間も掛かるので、、すません食べたいけれど、いらないっす。困ります。みたいな。。(言えませんけど。。)
頂いてしまった時にはもぅ苦行。「捨てればいいじゃん。」という人もいるんですけれど、それはできないんです。くださった方はそれプラス山へ入ってひとつずつ採取しているわけじゃないですか。それは罰当たり的な、もったいない根性湧きあがるんです・笑
処理にはアクとかもどえらく、ゴム手・ポリ手必須。
(かと言って処理もしてあって売ってるものは違うんですよね・・おいしくないんです。)
母には平気で「処理したやつならいるー。処理してないのならいらないー。」って言う!笑
そしてグレーパールの、このヴィンテージアクリルも・・ヴィンテージビジューを購入したおまけとしてどしゃーーっと下さったものでですね・・。「うわーーーありがとうございます♪」の「うわーーー」に嬉しい感嘆と苦行、、奈落の底へ突き落された感覚が相まってしまって。すません。見る度に「・・・。」となっていた1年ほど寝かせていたものを自分用でやっとのこと制作したので、これはネタにするしかないと思いまして←
一応、「はぁ♪丁寧な仕事でいいものができあがるわ~♪丁寧、楽しい♪ストックも減らせて整理もつくわ~♪私は今時間がふんだんにあり、時間をつぶしたい暇な人♪時間掛かれば掛かるほどありがたいわ~♪」みたいな、自分自身を、脳を騙しながら(ぜんっぜん騙せてないけど)乗り切るようにしています。
そりゃできあがりは苦行を上回るんですけれどね。めっちゃ素敵だし心の底から満足。
こちらが出来上がりです。
ね。美しい!とっても素敵!!!
でもほんっっとに。。
やりたくない。
頑張った。
よっぽど自分ので制作をその素材でどうしてもしたい時以外、やりたくない。