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“ワークライフバランス”にモヤッとする②

こんにちは キャリアコンサルタントの斉藤ももです

昨日に引き続き “ワークライフバランス” について
考えてみたいと思います

まずモヤッとする原因として
何か “ワークライフバランス” という言葉が
ひとり歩きをしてしまい
社会規定のようになってしまっていることです

よくセットで出てくる言葉に
「今どき」とか「当たり前」というものがあります
時代の問題でもなければ
常識と言うよりは
もっと個人に伴走するような繊細さの下で
生き方 や 在り方 を象徴するものだと感じるのです

環境要因のみに焦点が当たりやすい

その原因として考えてみると
環境的な問題に焦点を当てすぎている
ように思われます

例えば
 ・残業時間が月平均10時間ほど
 ・人間関係がアットホームな職場
 ・テレワークが導入されている
 ・育児休業制度がしっかりしている
 ・有休がとりやすい

これらは職場環境・労働環境としては
優良といえると思います
しかし上記であれば
“ワークライフバランス” が整っている
と言い切れるのか

違うと思います
例えば残業
もっと仕事を処理していきたい と思っても
残業禁止といったルールによって
出来ないこともあります

また育児休暇は 当然充実していた方がいいです
子育てをする社員にとっては
しかしその分 誰かが休んでいる人の
業務を担当しているということを忘れがちです
どちらの側への配慮も必要なのが
本当の福利厚生だと思います

いずれにしても
望む環境というものは人によって異なります
それなのに 多くの人が
一律のあるべき姿を理想像のように語り
また組織や社会が こうあるべき と
権利主張のように訴える様子には
少し辟易してしまうのです

過重労働 や 各種ハラスメント
子育てや介護と両立できない仕事
これらを改善していくことは
絶対に必要なことです
ここに疑義は一切ありません

ただこれらの問題点を
“ワークライフバランス” の括りに入れ込むには
少々乱暴なのではないかなと思っています

また次回も③として
お伝え出来たらと思います
今日も読んでいただき ありがとうございます😊

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