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森林問題を解決するために【総合的な探究の時間】
令和6年5月31日(金)の総合的な探究の時間(1.2年生)では、島根県中山間地域研究センターに行き、県内の森林が抱える問題を解決する研究について学習しました。
1年生は「持続可能な世界の実現に向けて森林の果たす役割を考える」という探究テーマで学習に臨みます。
2年生は現地で行なわれている研究に触れることで、これから取り組む「ソーシャルビジネスアイデア作成」に必要な気付きや考え方について学びました。
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当日はきのこ・特用林産科研究調査監の富川康之様から、センター内で行なわれている「特用林産物の生産」「きのこの品種開発」についてお話を聞きました。
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林業生産額の20%を占める特用林産物の生産は栽培を始めてから収穫までの期間が短く、木材のように50年後の収入を待たずに収穫できる点に注目し、島根県に自生している特用林産物を商品化していく研究をされていました。これは森林の空間を利用して生産できるメリットを最大限に活かした取り組みです。
その中の一つ「クロモジ」を乾燥させて作る「クロモジ茶作り」を実際に体験!名前の印象とは違いアロマのような清々しい香りに生徒はとても驚いていて、薄いピンク色をしたお茶とその香りをみんな楽しんでいました。
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また、島根県のオリジナルきのこを開発する品種改良の取り組みを聞いた後、実際の研究施設を見学しました。
普段見ることができないシイタケ栽培をしている場所や研究場所にある様々な機械に触れたり、きのこの菌を冷凍保存する方法を見ることもできました。
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島根県の持続可能な森林に真剣に向き合う研究者の話は、私たちの森林に対する知識を豊かにしてくれたと思います。
そしてそれを活かすための思考の仕方や着眼点は、私たちの探究学習を深める貴重な体験となりました!
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