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企業視点と報道視点のギャップを埋めることが「広報の目」

企業広報と報道する側の視点のギャップをどう埋めるか?
広報経験が長い方は経験があるかもしませんが、
報道して欲しい広報の視点と、報道するメディア側のの視点はかなり違うことがあります。

弊社でも、ある案件をテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の特集や同局の「ガイアの夜明け」に向けに報道してもらうための働きかけをしていました。
企画の主旨は、「乳製品カテゴリーのあるトップブランドの業績不振とそれに替わって台頭する新興ブランド」というストーリーです。
弊社のクライアントは新興ブランド。
提案のポイントは揺るぎないトップブランドの不振をニュースの入口にしようという狙いでした。
このような狙いで提案したところ我々の提案は全く響きませんでした。
理由は「あるブランドの不振を放送しても、視聴者に生活、仕事に何の役にも立たない」、むしろ「業績不調ブランドのV字回復」だったら企画にできるという見解でした。

このように、キャリアが長い私でも、報道する側とのギャップがあります。
是非、皆さんのお仕事でも一歩引いて、視点を変えてみてください。

執筆者:M3カンパニー 松本
https://www.m3com.jp/

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