池袋で深淵を覗き込んだはなし
「ベントラ、ベントラ、スペースピープル。こちら池袋ミクサライブ」
12/22、冬至の翌日。
なぜか私は池袋のミクサライブにいた。
いや「なぜか」も何もなく、自分でチケット申し込んだからなのだが。
「ムーミクサ」File04、4回目にして初の有観客イベントに馳せ参じた。
なかなか愉快なイベントだったので、拙いが覚書でも。
参加理由:カレーに唐揚げ理論
・浪川大輔さんが好き
・「月刊ムー」も好き
→好きなものに好きなもの、好きに決まってるやんけ!
……とゆるっゆるの理屈でホイホイとチケット購入。
これを「カレーに唐揚げ理論」という。いま私が勝手に名付けた。
↑
元ネタは『3月のライオン』。
カレー(おいしいもの)+唐揚げ(おいしいもの)
=すっごくおいしいもの。
ここに温泉卵も乗っけたら、超おいしいもの。
「声優と社長、どっち?」
開幕からクライマックス。
「グランジュルノルマンで浪川さんを占いますよ?」と太っ腹なゲスト・赤魔導士Bijouさん(ちなみに346歳の吸血鬼だそうで)。
「社長と声優、どちらがいい?」といきなり究極の二択を問う浪川さん。
会場、固唾をのんで見守る。
結論から言うと、「社長業はガンガンいこうぜ」「声優は一生やめられない」、二足の草鞋は続くようです。めでたしめでたし。
「すっごくでかい指導霊」
ゲストという名のレギュラー・岡本信彦氏は99人の守護霊がいるともっぱらの噂。
「指導霊と守護霊は違う」と前置きしつつ、Bijouさん曰く岡本氏には5人の指導霊が憑いているとのこと。妖精みたいのがぴよぴよしているらしい。
ちなみに村田実果子さんには「すっごくでかいのがひとり」。
奴は一体何者なんだ。
「月刊ムー」編集長、アイドルデビュー!?
観客にはお土産として、キャストの皆さまののオーラを描いたイラストが配布されている。
浪川さんは声優と社長の二足の草鞋を履かれている人らしいオーラ。頭頂部と喉に紅い点があって何かと思ったらチャクラポイントとのこと。
岡本さんは握手した相手がみんな虜になるオーラの持ち主だそうな。
細谷氏は紫基調、その古風な感じはなんとなくわかる。
三上編集長、「布団入っているみたい!」「テリーヌ」と言われるほど、純然たる四角。そして色合いが渋い。
村田実果子さんは変幻自在。
そしてブラックナザレの新メンバーにふさわしいオーラの色をBijouさんに尋ねると、「黒が足りない」とのこと。
黒がしっかり入っているのは、なんと三上編集長。
三上編集長のオーラこそ、ブラックナザレの新メンバーにぴったりの色だとか。
「時に2021年。皆の運勢は」
皆さん気になる、来年の運勢。
浪川さんは好調だけど、金銭運だけは「大損する」と要注意宣言されていて会場みんな苦笑い。そのうえ「投資は向いてない」と一刀両断されてしまう。浪川社長、来年は社長がやらずに優秀なブレーンを雇いましょう。
岡本さんは録画→配信スタイルが吉だとか。時代に合ってる。
細谷さんはファンとの交流をおすすめされていた。「みんなー、盛り上がってるカーイ!」→一同拍手。いやまあ、好きなことを好きなようになさってくだされ。
実果子さんは来年ブレイク。「有名になるから、エゴサはするな」とBijouさんがアドバイスなさっていて、思わず大きく頷いた。いや本当に、エゴサは世間の身勝手なところばかり目について嫌になるのよ。
来年の運勢ランキング大発表。
オカルト運がMCもゲストも絶好調らしいので、ムーミクサは安泰だ。
そんな私のはなしも少々
素敵な出演者の皆さまのあとで恐縮だが、自分のことも備忘録ついでに少々記そう。
摩訶不思議なことに、「自分のオーラをみる方法」実践講座が開催された。いやオーラそんな簡単に見られるんかい。
方法については配信をご覧あれ、ということで割愛。
自分自身について言えば、手のまわりは紫色のオーラのようだ。
そして気になる来年の運勢。
仕事運の2位におとめ座が入っていた。
今回のムーミクサに限らず、どの占いを見てもおとめ座の仕事運は絶好調。
自分(←おとめ座)にとって都合がいいので信じよう★
「楽しい」と言える場所
オカルト好きで名高い細谷佳正氏が、最後に「この場所は好きなことを語っても冷笑されなくてあたたかい」という趣旨のことを仰せだったのが、心に突き刺さった。
オカルトは、一歩間違えれば(ヒトラーを例に挙げるまでもなく)悪用されうる。そんな背景もあり、胡散臭いものかもしれない。でも本来は知的探究心を満たす、楽しいものであるはずだ。
自分が「楽しい」と思っていることを、心のままに表せる場所はどんなジャンルであれ必要だ。
コロナ禍による種々の制限で、そのような場所を維持していくことは茨の道かもしれない。
ムーミクサの有観客開催も、最近の感染者数から察するに難しい判断を迫られたであろう。しかし、列形成のソーシャルディスタンス死守や電子チケット導入による接触回避、完璧な誘導による規制退場等々、あらゆる感染症対策を講じて開催してくださった。
スタッフの皆さんの骨折りに、心から敬意と感謝を。
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