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【事業部長メッセージ】現場ではたらく人々に寄り添うテクノロジスト集団へ

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、人・プロセスデザイン・テクノロジーという3つの力によって、お客様のビジネスにおける様々なプロセスを変革に導くことを目指しています。

そのパーソルプロセス&テクノロジーの一員として、システムソリューション事業部が掲げる事業ミッションは 「テクノロジー活用による人と組織へのエンパワーメント」です。システムソリューション事業部の事業内容や今後目指す方向性とは、そしてその環境で働くことで得られる機会とは。 今後仲間としてジョイン頂きたい方々に向けて、事業部長の山本康文さんに伺いました。


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事業を通じて「『現場』ではたらく人々の生産性向上」を支援する

まずはシステムソリューション事業部全体の紹介からお願いします。

私たちシステムソリューション事業部(以下SSOL事業部)は、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社において、テクノロジーを活用し顧客のビジネス課題の解決を支援しています。

パーソルグループ内はもちろんグループ外の企業に対しても、ITコンサルティングからシステム構築・運用保守までワンストップでシステム開発・クラウドソリューションを提供しており、テクニカルな側面から組織・事業課題解決に携わってきました。SSOL事業には現在国内外あわせて およそ1000名の社員が携わっており、東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄の全国に加えホーチミン(ベトナム)にも現地法人を構えています。

SSOL事業部の特徴は、日本最大級の人材事業を営むパーソルグループ各社に加えて、交通・流通など国内大手企業や官公庁など幅広い業界・業種のお客様に対し、長期間にわたり信頼関係を築いてきたことです。なかには20年以上に渡ってお取引を継続させて頂いているお客様もあり、大規模な基幹システム構築やシステムインフラ導入といったプロジェクトに携わってきました。この継続的・安定的な信頼関係は、お客様と私たちSSOL事業部がWin-Winな関係を築いてきた結果であり、一つひとつのプロジェクトで積み上げてきた財産と捉えています。

また、有力なテクノロジーパートナーとのパートナーシップを通じて、新しいテクノロジーを用いたソリューションをお客様にお届けできるだけの実績・体制を整えていることも特徴の一つとして挙げられます。 例えば、日本マイクロソフト様とのパートナーシップにおいては、Microsoft Azureの導入実績において国内トップクラスの実績を誇っています

一方で組織風土という観点では、各拠点・各チームに個性豊かな社員が集まっていますが、どのチームにも共通するのは「風通しの良さ」でしょうか。 私自身も社員から「やすさん」と呼ばれていますし(笑)、年齢や職位に関係なくお互いが気軽に会話したり、議論をしたりしながら、前向きに仕事にむきあっていける風土があることが特徴です。


ーー次に、SSOL事業部が現在目指している方向性について教えてください。

SSOL事業部では「テクノロジー活用による人と組織へのエンパワーメント」というミッションを掲げて、先進的なテクロノジーを活用し、現場で働くお客様一人一人の生産性向上に寄与するシステム・サービスを開発することに取り組んでいます。

従来のIT技術に加えて、新しいデジタル技術 や スマホ・タブレット・ウェアラブルといった多様なデバイスを組み合わせることで、様々な就業環境で働くお客様の業務の生産性向上を支援することを目指しており、大きく

「優れたユーザ体験」

「高度なデータ分析」

「柔軟・効率的なオペレーション」

という3つの提供価値を通じて実現していきたいと考えています。


「優れたユーザ体験」では、紙ベースのアナログな現場をデジタル化し、各ユーザに対して最適なデバイスを通じて、使いやすく便利なサービスを提供していきます。この為、優れたUX/UI設計に加えて、フロントエンドの開発力を高めていきます。

また、「高度なデータ分析」では、デジタル化したユーザ接点を通じて収集した膨大なデータの分析を通じて、ビジネスの現場に役立つ情報を抽出し活用できるサービスを提供します。技術的にはAI、ビッグデータ解析といったテクノロジー活用することがますます重要になると考えています。

そして、収集したデータ活用を起点に業務プロセスやそのものをリデザインし「柔軟・効率的なオペレーション」を具現化することで、抜本的な生産性向上を実現するともに、働く人々の働き方をより柔軟なあり方に変えていくことに貢献していきたいと考えています。

2025年までのSSOL事業部の中計経営計画においては、この3つの提供価値を集中して強化していき、テクノロジーを活用して働く現場の生産性向上のパートナーとして広く認められる存在へと成長していきたいです。

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2025年度まで集中的に投資してデジタル変革(DX)の提供価値を高めていく

ーー目指す方向性を実現するために注力している取り組みについて教えてください。

2025年度までの目指す姿を実現する為に、事業部全体で中期的に大きく3つの事業施策に注力し、取り組んでいます。

1つ目は「デジタルオファリングの拡充」で、お客様のビジネス現場のデジタル変革(DX)を支援するソリューションの企画・開発 と そのサービス提供の基盤となる組織力の強化を進めています

スピード感をもってこの取り組みを推進していく為、事業部内にDXソリューションの企画・開発を担当する専任組織を設立し、デジタル技術を用いた新しいソリューション開発に取り組んでいます。2020年度は在宅勤務に対するお客様のニーズが急激に高まったことを受けて、リモートワーク環境整備に関わるクラウドサービス導入やセキュリティ強化に関するソリューションを中心に展開をしてきました。

また、HR-Tech領域を主軸とした自社サービスの企画・開発にも取り組んでおり、お客様の働き方改革を支援するSaaS型サービスを提供しています。例えば、お客様の社員の方々一人一人の勤務実態と作業内容を視える化し業務改善へとつなげていく「仕事可視化サービス」は、直近でリモートワーク制度を導入されたお客様に広く関心を頂いております。今後もお客様の現場の課題解決につながるデジタルソリューションやサービスを積極的に打ち出していきたいと考えています。

2つ目は「デリバリー力の強化」になります。 現代は「VUCA※1の時代」と言われる通り、お客さまを取り巻く環境が、ますます複雑になり先を見通すことが難しい時代になっています。2019年に当たり前であった多くの常識が、2020年以降には通じなくなっていることを実感されている方々も多いのではないでしょうか。

そんな予測困難な事業環境に向き合っているお客様を、テクノロジー活用の面で支援していくには、従来のQCDを重視した重厚な開発サービスだけではなく、業務要件の変化に対応できる柔軟・俊敏な開発サービスが大事になってきます。

このようなお客様のニーズにお応えしていく為、従前のウォーターフォール型開発プロセスに加えて、アジャイル開発型プロセスを事業部内に展開し、スクラムマスター研修などエンジニアサイドの学習機会も増やしていくことで、プロジェクト要件に合致した適切な開発プロセスを選択できるような状態を目指しています

また海外においてもデジタル技術に長けた優秀なエンジニア人材の獲得・活用を進めており、現在ベトナムの現地法人では100名弱のエンジニアが日本のお客様のDX支援プロジェクトで活躍しています。

最後の3つ目は「コラボレーションの促進」です。 お客様のニーズが多様化し、新しい価値の源泉となるテクノロジーが日夜アップデートされる環境下において、お客様の課題解決に最適なサービスを提供することは簡単なことではありません。 更に、今後は成果創出までにますますスピード感を求められる時代になることを考えると、優れたソリューション・サービスを提供するパートナーとの協業(コラボレーション)が不可欠だと考えています。

前述のとおり、SSOL事業部では日本マイクロソフト様とのパートナーシップにおいては、Microsoft Azureの導入実績において国内トップクラスの実績を誇っており、またAI&データの領域においても国内での先進事例となるプロジェクトをいくつか協働で実施させて頂いています。 このようにお互いの強みを活かして、お客様へ価値あるサービスをより早くお届けしていけるように、パートナーとのコラボレーションを積極的に促進していきたいと考えています。

(*1) VUCA…「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(不透明性)」の頭文字をつなげた言葉。現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われている。


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新領域への探究心と顧客志向を備えたテクノロジスト集団として想起される存在へ

ーー今後SSOL事業部の仲間として入社される方にはどのようなことを期待されますか。

まずデジタル化・デジタル変革を支援できうる技術スキル・専門性を有している方、あるいはその領域に強く関心を持っている方であることです。テクノロジープロフェッショナルとして、ますます高度化・複雑化するお客様のご要望にお応えする為に、付加価値の高い新しい技術領域に対する探究心を持ち、現場ではたらく人々の生産性の向上を共に実現頂ける方を歓迎します。

SSOL事業部としては、これらの技術習得を支援する機会も積極的に提供しています。 例えば、優れたユーザビリティをもたらすモダンフロントエンド言語(React等)の技術研修 や クラウド技術に関する勉強会なども開催しています。

もう一つ重要な要素と考えているのが、お客様や仲間に対する「共感」を持てる方であるということです。お客様を取り巻く状況が変化し続ける現代のプロジェクト環境において、良い成果を継続的に生み出すには、お客様を含めたプロジェクトチームにおける相互の信頼関係が極めて重要です。 この信頼関係を築く源泉は、相手に共感し、相手を思いやる気持ちをもってコミュニケーションすることであり、仕事の成果を決める上での決定的な要素の一つと考えています。


ーー最後に、記事をご覧の方に一言メッセージをお願いします。

お客様のビジネスが変化する中、私たちもまた変化を続けています。SSOL事業部もまた「現場ではたらく人々に寄り添うテクノロジスト集団として想起される存在」へと成長していきたいと思っています。

技術力・専門性を磨き続ける。

多様な考え方、多様な価値観を受け入れる。

現場で働くお客様に共感し、思いやりの心や社会に貢献する姿勢を忘れない。

このような考えに共感いただけるあなたを、私たちは歓迎します。


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