見出し画像

食べ残しの持ち帰りができるかどうか…地域によって違う?フードロス注目記事〈2024年1月27日~2月9日〉

「食」に関するPRを多く手掛ける株式会社ppcでは、一昨年より『フードロス削減プロジェクト』をスタート。
フードロスに関するニュースや、フードロス削減に取り組む学生団体等へのインタビューを発信し、ご覧いただく方にフードロスをより“自分事”として捉えてもらうべく、日々活動を行っています。

42回目となるフードロスまとめ。
今回はフードロスにも繋がる”持ち帰り”のちょっと面白い記事をご紹介します。

■フードロス削減で注目! 「食べきれなかったら持ち帰り」の意外な地域差キャリコネニュース 1月29日

飲食店で外食をした際、食べきれなかったものを持ち帰ることが国策として実施されているって知っていましたか?
実は2020年に「mottECO(もってこ)」と言うキャンペーンが始まり、現在ではデニーズ、ロイヤルホスト、和食さと、びっくりドンキーなど大手のチェーン店をはじめ、自治体では杉並区も参加しています。
持ち帰り専用の容器を準備し、食べ残しによるフードロスをなくそうという取り組みなのですが…持ち帰りによる食中毒の危険も鑑み、東京をはじめとした首都圏では案外対応しているお店は少ないようです。
ここで今回の記事にもある”持ち帰りの地域差”のお話です。
関西圏など西日本では持ち帰りが文化として定着しているようで、持ち帰りを断られるということは殆どないとか。
また九州、四国などでも同様に持ち帰りできるお店は多いようです。
更に環境庁による「飲食店における食べ残しの持ち帰りに関するアンケート調査」では、47都道府県のうち37都道府県で持ち帰りの割合が20%を超えていて、なんと沖縄県では47.1%と半数近くだそうです!
このアンケートでは持ち帰り経験だけではなく、持ち帰りに対する意識や持ち帰りをしたお店のジャンルなどのデータも発表されていてフードロス対策について考えることができます。

残ってしまった料理の持ち帰りの普及が地域ごとで違うというのは考えたこともなかったので、興味深い記事でした。
おいしい食事が食べられるお店に行くと、あれもこれもと頼みたくなってしまいますが…適度な量を注文し食べ残しを出さないようにすることも私たちができるフードロス対策の1つではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社noteでは今回の記事だけでなく、フードロスに関するさまざまな記事を発信しています。
他の記事も是非チェックしてみてください!

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方