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【休職中】傷病手当金を貰おう

こんにちは、こんばんは。

#お金について考えていること
というお題が開催されているみたいなので、
それに乗じて傷病手当金のお話を。

適応障害になり、休職を前向きに検討し始めた際、
仕事について以外で1番不安だったのが
「お金どうしよう…」という点です。
休職中は仕事をしないのですから、給料は勿論発生しません。
(但し会社によっては手当があるところもあるみたいです…!)

貯金は無いけれど、実家を頼るのは難しい。
でも車のローンやクレジットカードの支払いは来月も来るし、
病院にも行かなければならない…
私以外にもこんな人いるんじゃないでしょうか。

普段なら冷静に調べるところですが、
抑うつが酷かった私は、不安は必要以上に膨らんで、
ただただ泣くことしかできませんでした。

そんな泣きじゃくる私に同居人が教えてくれたのが

「あのね、傷病手当金ってのがあるんだよ

お金が不安で休職に踏み切れない方や、
傷病手当金というものがあるらしいけど
検索してもよくわからん!って方のお役に立ちますように。

①傷病手当金とは

病気や怪我で働けず、給与が貰えない人へ出る給付金のこと。
会社からでなく、健康保険から支払われる形になります。
今回私が説明するのは、会社勤めで保険証持ってる人が対象の方法です。

在職中に申請すれば退職後も継続して受給することが可能ですので、
少しタスクが増えてしまいますが頑張って申請しましょう…!

地味に私が躓いた点としては、
「この日から今日まで働けなかったんでお金ください」
って定期的に自分から申請を出すものであること。

つまり休んだ事実のある日数分を後払いで受給する、という形になります。
(冷静に考えれば当たり前ですよね…
申請する→毎月振り込まれる→治ったら申請してストップされる
…みたいな流れだと思い込んでいました)

対象となる期間は、
療養の為に公休や有休を含む3日連続で休んだ次の日(4日目)から。
最長1年半まで受給可能です

②傷病手当金を貰うまでの手順

①まずは会社の総務労務部など、
休職の手続きの担当者へ傷病手当を受けたい旨を伝えましょう

②会社から必要書類を受け取り、記入します。
必要事項の中には担当医の記入も必要となりますので注意してください。
心療内科とか予約がちょっと先になりがちですからね。

提出!(私の提出日→20/10/28)

そして待ちに待ち、約1ヶ月(20/11/24)。
翌日給付金が振り込まれるとの決定通知書が届きました。
初回は大体1ヶ月前後、不備があったりすると
2ヶ月近くかかってしまうこともあるようなので、気をつけてくださいね。

③実際いくら貰えたのか

いくら貰えるのか調べると、
【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)

…と出てきますけど、各標準報酬月額ってなんだよ〜〜〜って思いますよね?
私は思いました。聞き慣れない単語苦手なんです。
色々調べて動きにくい頭を悩ませてしまったので、
簡潔に私のお給料と実際貰った額がこちら。

【貰っていたお給料】
基本給+みなし残業代:¥205,000

【傷病手当の支給額】10/6〜10/27 (22日分)
→¥97,834

1日あたり¥4,447でした。

お給料×2/3÷30日にするとわたしの場合は¥4,510なので、
シンプルに基本給×2/3で
だーいたいの30日分の目安の金額が掴めるかと思います。

適応障害にしても、うつ病にしても、
ただでさえ不安や焦燥感が膨らみやすい状態の時に
「お金が入らなくなる...?」って考えるのって辛いですよね。

仕事できない状態だけど、仕事しないとお金がない。
でも、お金がないと生活ができない。
じゃあ仕事できない状態だけど早く社会復帰しなきゃ...
何度そんなことを考えて泣いたかわかりません。

仕事ができない状態でお金について考えると
ついついマイナスなことばかり考えてしまいます。

でももっと、楽しいこととして、プラスに考えてみませんか?
「3万円手に入ったら何に使おう?」
「今月自炊を頑張って、抑えられたお金でどのゲームをしよう?」
「つみたてNISAを今から学んで、働き始めたら始めてみよう!」
お金 を やりたいこと に変換できるようになると、
人生の楽しみが増えていきます。

これから、または今現在、
心をゆっくり休ませることが必要なあなたには、
そんな楽しみがきっと必要だから。

まずはそんな一歩目を踏み出すのに、この記事が参考になりますように。

p.s.
「健康保険ってどうしてこんなに高いの?」って思っているあなた

それはひとつの理由として、私のような"誰か"を助けているからです。
保険料を納めてくれてありがとうございます。
お陰で私は、今日まで生きています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます! コメントもいつでもお待ちしております。