ブラジル家族から介護格差について考える🇧🇷
大泉に住む親友
自分の親友はブラジル系の家系で育ち、今は群馬に住む。
・群馬大泉に関しての記事
https://tabi-labo.com/287739/brazil-gunma
群馬の大泉は多くの工場が立ち並び、歴史的な背景から多くのブラジル系家族が住んでいる。大泉は10人に1人がブラジル人の計算になる。
大泉の休日
先日、親友に招待してもらいブラジルの家族の土日に参加してきた。
そこで見たものは自分の常識を覆すものであった。
一つの家に家族、いとこ、友人、友人の恋人が集まり昼から夜にかけて美味しい食べ物を食べ美味しい飲み物を飲んでいたのだ。
こうした、景色は日本の家庭ではあまり見かけない。
そのため、自分の目にはすごく新鮮に映った。
そこには介護の必要な方もいたのだが、子どもから大人まで一緒に介護をしながら時間を共有していた。
聞くところによると毎週土曜日は親戚で集まり、時間を共にするらしいのだ。
なんと素晴らしい光景だろうか。
親友の誕生日
また、その1週間後。
自分の親友の誕生日だった。
その時には群馬から総勢30人規模で東京に来て誕生日会をしたのだ。
30人規模で旅行など修学旅行でしか聞いたことがなかった自分は驚いた。
また、そこには足の悪いおじいさんも参加されていたのだが親戚みんなでサポートしていたのだ。
また、夜は若いメンバーでクラブに繰り出した。
一緒にいたゲイのカップルの紹介で新宿3丁目にあるゲイの方がこぞって集うというクラブに参加した。
これもかなり濃い経験であった。
日本の介護問題
こうした家族の姿を見た時に、日本の家族が取り入れることで解決できる問題があるのではないかなと感じた。
最近は「介護格差」と言われるワードが出てくるほど介護は社会問題になりつつある。
でもどうだろうか。
30人も一緒に過ごしていたらみんなで助け合えるのではないだろうか?
30人も一緒に過ごしていたら一人当たりの介護の負担も減るのではないだろうか?
考え方、思想の違いもあるかもしれないが、こうした共同体に参加してみて改めて家族の温かさを感じた。
介護格差などが叫ばれる昨今において、こうした共同体としての家族のあり方は何か格差を和らげるヒントになりうるのではないだろうか?
最後までお読みいただきありがとうございます!✨
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