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0068 平安時代の神童・学問の神・至誠の神・菅原道真を祀る「太宰府天満宮」(福岡県)


太宰府天満宮のご利益

合格祈願、学業成就、厄除け、除災・災oo難除け、商売繁盛、仕事運、開運・運気上昇、心願成就、恋愛運、縁結び、安産、家内安全、病気平癒、身体健全・健康増進、健康長寿、芸道上達、歌や舞踊、交通安全、海上安全、五穀豊穣


太宰府天満宮について

太宰府天満宮は、平安時代に実在した貴族・官僚の菅原道真すがわらみちざねの御墓所の上に社殿を造営して、その神霊を御奉祀する神社です。

「学問の神」「至誠の神」「厄除けの神」として世の崇敬を集めています。全国に約12000社ある、天神様を祀っている天満宮の総本宮です。

毎年1000万人が参拝に訪れます。東京ディズニーランド並みの人気であり、それだけご利益のある超強力なパワースポットです。
近年では就職活動にもご利益があり、人気が高まっています。

末社の天開稲荷てんかいいなり社が有名なパワースポットです。
京都の伏見稲荷大社からの御分霊を御遷し、九州最古の稲荷社です。

「天に道が開け、運気がどんどん上昇する」と言われています。
社殿では12本の鈴の中から自分の干支が書かれた鈴を選んで鳴らします。

稲荷社の裏には奥宮の祠があり、この奥の院こそ、実は太宰府随一の最強パワースポットと言われています。

菅原道真は乙丑きのとうしの年に生まれています。亡くなった日が丑の月の丑の日。
牛が刺客から道真を守った、道真の墓の場所を牛が定めたなど、牛と深い関わりがあります。

そのため、太宰府天満宮の境内には牛の像が多く祀られています。
「なで牛」は体に悪いところがある方は、自身と牛の同じ部分を互いに撫でさすると病気が平癒し、「神牛」の頭を撫でると知恵がつくといいます。

道真は梅が好物でしたので境内や摂社には6千本の梅が植えられています。

太宰府に左遷されたときに道真を慕って、自宅のあった京都から一夜にして飛んできたと言われる「飛梅」というご神木があります。

飛梅は今も毎年一番早く境内で咲き始めます。
神社や牛や梅までもが菅原道真のエネルギーを今に伝えているのです。


菅原道真について

詩歌、文才に長け、神童と呼ばれた菅原道真はその優秀さから18歳で官僚試験に合格し、天皇のブレーンとなり右大臣にまで異例の大出世を遂げます。

それが藤原氏の反発を買い、左大臣のライバル藤原時平の謀略により無実の罪で太宰府に左遷され、衣食にも不自由しますが、皇室の安泰と世と民の平安を祈り続け、2年後の延喜3年(903)2月25日に非業の死を遂げました。

死後、勅命によりお墓の上に延喜19年(919)に社殿が創建され、手厚く祀られるようになりました。

延長元年(923)に朝廷で無実が証明され右大臣として名誉を回復し、さらには太政大臣を贈られ、天満大自在天神てんまんだいじざんてんじん、「天神さま」という神の位を授かり、崇められることになりました。


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