私の留学体験記⑥
アメリカ留学の後期は食料難に陥った。
親の仕送りの日本食は底をつき、アメリカでのバイトで稼いだお金は、
普段の遊びや、小旅行であっという間に消えてしまっていたためである。
学食を食べるときに使うミールプランのお金も底を尽きてしまっていた。
やばい、これはやばいぞ。。。
とりあえずスーパーを物色し、安くて栄養が取れそうなものを探した。
そしてついに見つけた。。
そう、それは、、、、
パスタである!!!
パスタと言っても、もちろん具なしパスタである。
具を買うお金なんぞ持っていなかったからだ。
が、ここで強力な助っ人、Yusukeが現れる。
彼も僕と同じく、食糧難に陥っていたのだが、
Food Pantryという食料を与えてもらうイベントに定期的に参加していたため、そのイベントを通じて、ニンジンや玉ねぎ、トマト缶を調達してくれていた。
こうして2月初旬~強制帰国で帰る3月下旬までの約2か月間、
僕たちは、毎晩パスタを食べていた(笑)
ちなみに僕の一日のご飯の流れはこんな感じ
朝:共用リビングの冷蔵庫の中にある、友達のお菓子を勝手に食う(最低)
昼:残り少ないお金で学食に行ったり、行かなかったり。
夜:具なしパスタ
帰るころには、僕とYusukeの頬はコケ、冗談抜きで常にお腹がすいていた。
案の定、めちゃくちゃ痩せていたので、
帰国してすぐに日本食をめちゃくちゃ食いまくりました(笑)
いやあ本当に「食」のありがたみを痛感した後期でしたね。。
これでまた珈琲豆が買えます。ありがとうございます。