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日記 一〇二号室その5

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夜ごはんときもちを記録した日記のつづき(2017年12月25日月曜日〜)。 踊る阿呆に、見る阿呆。 踊ってころんでしょげて蹴っ飛ばしてうたって仰いで。 よきもあしきももらったもの…
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2018年2月の記事一覧

甘いあいぼう

甘いあいぼう

二〇一八年二月十五日木曜日

はれ

けいたいでんわを忘れて出かける。それが約束とかでないのならまだよかったのに、待ち合わせをしていて、けれどこの場所でといくこさんが言ってくれていたからそこへ行けば会えるとそう思ってあまり心配せずに。そうするといくこさんはそこにいてくれた。ふう。会えてよかった。

はじめて行くクレヨンハウスのお食事処は、平日だけれど賑わっていた。子連ればかりではなくて子連れは思い

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フライパンクッキーパーティー

フライパンクッキーパーティー

二〇一八年二月十四日水曜日

はれ

帽さんが3じまえに帰ってくる。こんな日はとても新鮮。こんな日は1日が長くなったみたい。

その前にと、あわてながら、あわてるがためにのんさんにぷんすかしてしまったりしながらのんさんとチョコレートとピーナッツバターのクッキーをつくる。帽さんが甘いものを好きではなかったらすっかり忘れてしまうのだろうけれど、チョコレートをこんなに好きな帽さんだから思い出す。思い出し

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微熱の平日

微熱の平日

二〇一八年二月十三日火曜日

はれ

ぽややんとしていて

なかなか洗濯物を干すところにたどり着かない。

掃除が終わったのは16じ前。

かつおぶし、チョコ、料理のお酒、玉ねぎ、を買いに行かなくてはと思いながらもどうにもこうにもばっとひらいた次の日はぎゅっとこもってしまう。

晩ごはんは、白菜と島らっきょうの漬け物、白菜巻き(人参ときゅうりが巻いてあるお漬け物)、いかの粕漬け、豚肉としいたけとカ

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えんぴつの旅・ヒジノワ編

えんぴつの旅・ヒジノワ編

二〇一八年二月十一日日曜日

はれ

ヒジノワにて木の枝のえんぴつづくり。

イズミヤさんと日々舎さんのおいしいパンと、ジュンコさんの作ってくださったスープの朝ごはん。そんなところまで気遣ってもらえて、この旅のあいだ家族にいれてもらえているようでとてもほかほかとする。

この町で、益子で出会わせてもらう方々は、木のよう。根っこが土に降ろされて広がって生えていて、水が流れていて、空気がしんとする。風

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えんぴつの旅・hitohi編

えんぴつの旅・hitohi編

二〇一八年二月十日土曜日

はれ

朝5じくらいに起きたのかな。のんさんもいっしょに起きて、くるまで眠ることもなかった。朝ごはんは昨日自然食品のお店で買ったあんぱんとシナモンアップルのパンと、今朝にぎったおむすびをくるまのなかで食べる。

なんとか9じまえには着いたのだけれど、万力がどこにも挟まらなくてううむううむとうなってばたばたとはじまりの時間。けれども90分と制作時間はたっぷりあり、せかせか

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旅の栞はつくらない

旅の栞はつくらない

二〇一八年二月九日金曜日

はれ

チャイルドシートを借りに行く。

無事に借りられて レンタルしたところの隣のファミレスの駐車場前でタクシーを待っていた。タクシーの方が見つけられないかな、と歩道に移動。チャイルドシートのうえにのんさんは座る。小柄なおばさまが歩いてきて、のんさんに挨拶をして話しかけてくれた。「あなた、ぜんぶわかっているのね。」

時々、わたしの祖母くらいの歳を重ねた方とこの社会の

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くつしたと気配

くつしたと気配

二〇一八年二月八日木曜日

はれくもり

くつしたの穴ぽこを3つふさぐ。

「ちょっとこわい」
おしっこの気配をのんさんはこう言った。

晩ごはんは、冷奴、手羽元と大根とごぼうの煮物、塩南瓜、焼きそば。

木のおはか

木のおはか

二〇一八年二月七日水曜日

はれ

「相棒になったこの子 (石)ともっと愛情を深めない? (砂場のまわり)一周するとか。」

あの、ドラえもん公園が壊されていて

でものんさんとブランコをする約束をしていたからとやってきた

ここもひと気のない公園。

今日は、小学2、3年生のおんなのこ2人があそんでいた。彼女たちはあそぼをいくつも開発していた。「いいことかんがえた!」

砂場をつかって石を蹴って

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bluestockingにて

bluestockingにて

二〇一八年二月六日火曜日

はれ

掃除と洗濯

それからお昼をたべるまえに買い出しをして

お肉を炒めて豚丼をお弁当につめて お味噌汁を保温カップに

公園でたべて あるいて

チョコレートアイスを半分

夕方4じ過ぎにお風呂

そのまま のんさんは就寝

リズムが合う日で すととんときもちよく

晩ごはんは、大根と手羽元とがんもどきの煮物、麻婆豆腐、冷奴、きんぴら(大根の皮、人参、ごぼう)、菜

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じてんしゃこいで、午後3じに

じてんしゃこいで、午後3じに

二〇一八年二月五日月曜日

はれ

いただいたクッキーと、百円玉2まい、紙袋を持って公園へ向かう。「もうすっかり雪なくなったね」またずいぶんと公園に来ていなかったのだな。この前来たときははらっぱが真っ白だったもの。

たまたまいつもの番茶が空っぽだったのがてつだってなんとなく自動販売機でお茶を買おうなんて思いつく。のんさんにボタンを押してもらう。「出たねー」両手で大事そうにペットボトルを持ちながら

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レモンスカッシュと分度器

レモンスカッシュと分度器

二〇一八年二月四日日曜日

はれ

母と会う日はだいたい晴れる。

のんさんは八角のような甘さがかおる豚足のおかわりをくり返して、とうとう大皿がそのまま目の前にやって来るほどよく食べた。チャンジャも、茄子のナムルも、ホルモンと豚と野菜のチゲというものも、なんともいえないおいしさだった。えごまの葉と海苔を刻んでお米を混ぜたものも上品でおいしかったなあ。

晩ごはんは、うどん、野菜炒め(だったかな)。

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サークルサーカスサーファー

サークルサーカスサーファー

二〇一八年二月三日土曜日

朝は晴れて曇りに変わる

動く という日だったのかなあ。

朝食のあと、「ねんの!」というのんさん。粘土で帽さんと遊んだいつかの日、それがたのしかったことが、残っているんだな。ひさしぶりに朝から家にいる帽さんと、粘土をしたつくえがならんで、「ねんの!」。

「やろう!」とつくえのうえを片づけて、器づくりがはじまる。おおきな平らなお皿とリクエストをして帽さんが作りはじめる

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たぷんたぷんと暗やみがうたう

たぷんたぷんと暗やみがうたう

二〇一八年二月二日金曜日

雪のち雨のち曇り

日記がようやく今に追いつく昨日。
relight projectのwebにactionがどうしてそのかたちになっていったかの過程を綴ろうという提案があったのだけれど、actionにまつわるこれまでのメモやblogの時系列を整理しなくては更新できなくてとまっていた。ここにようやく取り組めそう。

https://itunes.apple.com/jp/

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はたをふる ゆきがふる

はたをふる ゆきがふる

二〇一八年二月一日木曜日

はれとくもりとあめとゆき

どうやら、表に出るそのまえとうしろのおはなしというのか物語に興味があるんだなと。届いてほくほくしたclammbonのDVD。のんびりと家で過ごす今日に再生ボタンを押して、改めてなんというか確認した。behind the scenesを眺めながら。物語のあるところ。

actionについてぷか、ぷかとなにかが時々水面から顔を覗かせる。これまでは

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