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木のおはか

二〇一八年二月七日水曜日

はれ

「相棒になったこの子 (石)ともっと愛情を深めない? (砂場のまわり)一周するとか。」

あの、ドラえもん公園が壊されていて

でものんさんとブランコをする約束をしていたからとやってきた

ここもひと気のない公園。


今日は、小学2、3年生のおんなのこ2人があそんでいた。彼女たちはあそぼをいくつも開発していた。「いいことかんがえた!」

砂場をつかって石を蹴ってどのくらい飛ばせるかということをしているときに

「相棒になったこの子 (石)ともっと愛情を深めない? (砂場のまわり)一周するとか。」

とひとりの子が言った。「いいよ。」

公園が壊されていたことがからころと巡るなかに風が吹く。ほほ笑んでしまった。さいこうだなあって。


彼女たちやこどもだけでいるときの会話もラジオにできたらいいなあなんて思う。


闇がまたひとつなくなった
高校生が夜に集いそうな、あのドラえもん公園にもう一度立ち寄って写真を撮った。きっとあしたには空っぽになってしまう。幼児には高すぎるぶらんこ、なかなか高くて急なすべりだい。わたしの世代がこどものころに親しまれた遊具たち。こどもがあそんでいるのはほとんどみなくって、のんさんはここで10回くらい連続で独り占めしてすべりだいをした。日曜日、前を通ったときにはなんてことなくそこにあったのに。

「降りる」「ぶわんこ」と彼女はいつもどおりに公園であそびたいと言う。

入り口にネットが貼られ、木が根っこごと抜かれていくつもに切られてぽっかり暗さがなくなっていてもまだすべりだいと鉄棒とぶらんこはそこにあるから。

勝手な「はいるなきけん」のいうことなんて聞かないでさいごにあそんだらよかったかな。目にみえるその風景はとてもぎゅっとしたきもちをつくるのだけれどとてもさわやかなラクウショウにも近い香りがよせてはかえす。目をそらさないというのはとても辛いことだけれど、この香りがみつめてよかったというきもちをつくってくれた。丸太ひとつでもくれないものかな。


晩ごはんは、昨日の手羽元と大根とごぼうの煮物、冷奴、キムチ、お昼ののこりの煮込みうどん、焼きがんもどき、昨日のきんぴら。

帽さんは仕事で外ごはんのため、のんさんと早々ごはん。お風呂上がりそのままのんさんは眠ってひとりのじかんができる。


actionページをopenしてもらった。しゃぼん玉へきもちが変わっていることを宏子さんたちに伝える。

パエリアなどいろんなことが同時進行しているため         「自分自身」にこだわってアイデアを突き詰めた方がいいと思う

そんなことを宏子さんは話してくれた。まったくそのとおりだと思う。わたしが今relight committeeに通う理由はそこにある。企画書をかいて出すやくそくをした。

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