良い練習とは何か?

こんばんは。かえもんです。
今日はバスケの話です。


私は日々、部活動でバスケットを指導しています。

ただ、部活動は活動時間に制限があり、ずーっとバスケだけをやることは難しいです。

そして、中学校の部活ではミニバス経験者とそうでない人の間には山より大きな差が存在します。

小学校のころにほとんど運動に関わっていない人ならその差はもっと大きなものとなります。

そんな中学校からバスケを始めた人ばかりがいるチームが結果を出すのは簡単なことではありません。

しかし、簡単ではないからといって成長や勝利を捨てるという選択肢を私は取りたくはありません。

なぜなら、選手は上手になりたいと思っているからです。勝ちたいと思っているからです。バスケって楽しい!と思っているからです。そういう選手が部活の3年間でより成長するためには「良い練習」をする必要があります。

さて、この「良い練習」とはいったい何でしょうか。

3メンやトライアングルパスなどの伝統的な練習?アメリカの育成現場で行われている最新のドリル?スキルコーチ達が提供してくれているドリル?

どれも良い練習と言えますが、どれも良い練習だと断定することはできません。

私は「良い練習」とは「成果につながる練習」だと考えています。

成果とは何か。それはバスケットの試合で今までできていなかったことができるようになることです。また、できていたことのレベルや精度が向上することです。

つまり、試合で良いプレーや勝利につながるような練習こそ「良い練習」と言えるのです。

ここで、よく考えなければならないのは「良い練習」かどうかは「試合をしてみないと本当の意味では分からない」ということです。なぜなら、成果を確認できるのは試合だからです。その試合で成果を確認できれば、今までの練習は「良い練習」だったと言えます。しかし、成果が確認されなければ今までの練習を見直す必要があります。

このような繰り返しを経て、良い練習は生まれてくるし、指導者もより良い練習を考えるようになってきます。

例えば、今日はトライアングルパスをしたが、もっと成果につなげるためにはどのような練習をすれば良いのか。こういうことを常日頃から考える習慣をつけておきたいです。


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