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静かな大会前夜


こんばんは。かえもんです。

いよいよ明日は中体連。

ヘッドコーチになって3回目の中体連です。

今回で3度目ですが、なぜか今とても不思議な心境です。

落ち着いているようなワクワクしているような。
それでいて、何かに焦っているわけではない。
ただ、明日に向けていつもと同じように準備をしているだけ。

こんな大会前夜は初めての経験です。

こういう心境になった理由をあれこれと考えてみましたが、おそらく「準備できることはやりきった」からだと思います。

今年はコロナで中体連の2週間前まで練習ができませんでした。さらに、練習が再開しても90分しか練習ができないという制限がかかっていました。

そんな中で、できることを絞ってコツコツと練習してきました。選手も90分よく集中して取り組んでいたと思います。なんなら「90分の練習の方が3時間の練習よりきつい!」と言っている人も。

それだけ内容のある練習ができたということだと思います。

当然、時間があればやりたいことはもっともっとありました。

スクリーンDF、ピック&ロール、プレス、セットオフェンス。挙げ始めるときりがありません。

しかし、この2週間でやれることはできたかな、と何となく思えることができています。

だからこそ、大会直前でも変にソワソワしないで過ごすことができる。

正直、勝てるかどうか分かりません。それくらい接戦になると思います。ですが、私たちにできるのは今までやってきたことを出すこと、最後まで走り抜いてやり抜くことくらいです。

だから、コーチの私も明日は自分のできることをいつも通りやりたいと思います。
それが、最も良い結果を導くと信じているからです。

著名なバスケットのコーチであるジョン・ウッデンは次のように言っています。

「成功とは自分のベストをつくし、自分がなり得る最高の自分を目指し続けたと自ら思える心の平静を持てることである」

今の私の状況がウッデンの言う成功かは分かりませんが、その状態に少し近づけた気がしています。
明日は全部出し切る!頑張ろう!

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