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教師として最も大切にすべきもの

最も大切にすべきものは「なぜ?」です。

教師になって今年で7年目。色々と実践してきて思うことは見出しのとおりです。

何をするかより、どうやるか。これがとても大事です。
例えば、とある素晴らしい授業プランがあるとします。
それをやればすべての教室でうまく授業が進むかといえば、当然ノーです。
なぜなら、子どもたちの状況が教室ごとに異なるからです。

たとえ、素晴らしい授業プランでも子どもたちが「なぜそれをやるのか」「それをやることでどういういいことがあるのか」が理解していないと意味がありません。

だから、何をするかより、どうやるかが大事だと思うのです。

そして、その「どうやるか」のレベルを決めるのが「なぜ?」なのです。
なぜやるのか。なんのためにやるのか。

これを自分の仕事について、考えることが最も大切です。
はっきり言って、手段(何をするか)はどこかの偉い人が実践例を考えてくれています。それを真似すればよいのです。
それよりも、大切なことは「なぜやるのか」を子どもたちにきちんと伝えることです。その前段階には「なぜやるのか」を教師が整理しておく必要があります。

兎にも角にも忙しい教師は、何かと「何をするか」に意識が向きがちです。
しかし、ちょっと立ち止まって「なぜやるのか」から考えると案外良いアイデアや実践につながっていくはずです。

何をするかより、どうやるか。
何をするかより、なぜやるのか。

目的がすべてです。

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