バスケ講座1日目
バスケ初心者が挑むバスケ講座 1日目
「ステート管理」
バスケの技術を教えるにあたってコーチがまず意識しておかなければならないことがいくつかあります。
これらを意識できていないコーチは案外多く、これらを意識することによって練習の雰囲気であったり、質がぐんと向上すると言われています。
そのポイントは次のようなものです。
①声のトーン
低く暗い印象を与えるような声を使ってはいけません。明るい声を使うように意識するべきです。
なぜなら、練習は成長すること、つまりプラスの方向に向かうことが目的だからです。その練習を支えるコーチが暗い印象を与えてしまうと、練習をする選手も後ろ向きになってしまいます。
例えば、「はい、集合。」と言うときに「はい!集合!」と言うのか「はい・・・集合・・・」と言うのかどちらが選手の成長につながるかという話です。
②ステート
ステートとはやる気ゲージみたいなものです。ある人のやる気や前向きにやろうとする気持ちが高ければステートが高いとなるだろうし、そうでない場合はステートが低いとなります。そして、コーチ自身のステートで練習の雰囲気が決まります。つまり、コーチがどういう気持ちで練習に臨むのかが練習の成否を分けるということです。
選手のステートが80%以上になるように声かけをしていくことが必要です。
ちなみに、どんな声かけをすれば良いのか。それは、「チャレンジをほめる」など相手の気持ちが前向きになるような声かけをするべきです。
③声のテンポ
のんびり話すよりもテンポよく話した方が練習の雰囲気が良くなります。
なぜなら、選手はコーチの話を聞きたいのではなくバスケをしたいからです。だから、説明はできるだけ短く、しかしわかりやすくするように心がけたほうが良いです。
とりあえず1日目の学びはこんな感じ。
また明日。
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