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REIGNのライブ見ながら「笑顔の君は太陽だな」と思う。

1ヶ月近くスケジュール合わずに行けていなかったREIGNのライブに行ってきた。高田馬場AREAでの森羅万象ツアー最終日。

5時間の長丁場だしのんびり行こうと17時の開演ギリギリで入場したらSCAPEGOATがステージから帰っていくところだった。

あれ?時間を間違えた???と思ったら急遽の出演で入場中にOAみたく出演したと後々で知った。そんなアナウンスしてたっけ?

スケープの公式で、していた。いやそれはSPEED DISKの公式でアナウンスしてよ。こういうトコ、V系イベントの良くないトコね。復活したスケープ見たかったのだがなぁ。

さて、気を取り直して見ようと思ったが、流石にファイナルだしSAVAGEが高田馬場AREAラストだから人多い。普段は物販ゾーンになっている3柵も開放されていた。丁度いいのでPA前で邪魔にならないように見ることにした。

しかし、こういう対バンイベントで見ていて飽きないのは圧倒的にこの前行った寺子屋の方だと思った。単純に好みの曲や雰囲気のバンドが少ないからかな。GRIMOIREとかヴァージュとか人気あるのは分かるのだけどね。

そんな中でBabyKingdomとChantyは印象良かった。特にBabyKingdomは関西のお兄ちゃん達って感じでMCもノリが良く、来ている人たち別け隔てなく楽しませようという空気が出来て華やかだった。Chantyもそうかな。メンバーが楽しそうにライブしているバンドは見ていて楽しいわ。

さてREIGN。最近、ライブに行くたびに思うのだけど、ボーカルの郁磨さんが凄くライブ中に笑うようになった。僕がライブに通いだした頃は、けっこう取っ付きにくい空気を醸し出していて「機嫌悪いのかな?」と思って見ていた。バンド全体として音楽性は良いのに「暗い、怖い」イメージが強かった。それが何時からだろう?なんか柔らかい空気感のバンドに変わった。

どこか威圧的だった郁磨さんのMCも、優しい口調でオラつく可愛さが出てくるようになった。よくライブ後に「郁磨さん可愛かった」なんて声を聞くことが増えた。メンバー同士の絡みやMCでのイジりも増えて、ドラムの和春さんはゴリゴリイケメンなのに心は純朴な田舎のお兄ちゃん感が滲み出るようになったし、ベースのりゅじくんのバカっぽい真面目なトコ、熱くなってすぐ泣くトコとか見せてくれたり、ギターのTANOさんも良く笑って会場を見渡しながら笑顔でギター弾くようになった気がする。

心境の変化なのか、バンドとしてバシッと一つになったからなのか、なんとなくそんな変化の時期と同じくらいから動員も増えたし、来た人たち皆が楽しそうに帰っていくライブになったように思う。

ライブの前日、GWに開催されるCureフェスのタイムテーブルが発表された。REIGNは今年の告知ビジュアルでは上段にアー写が載っていた。僕らもメンバーも、とうとうデカいステージに来たと思っていた。だが、現実は去年と同じステージ、しかも出番も中途半端な早い時間。一瞬、意味わからなかった。

登場した郁磨さんは笑顔だった。セトリもファイナルに相応しい攻め攻めな暴れ曲と『Chu×Chu×Chu』みたいな全員で振り付けバッチリする曲も入れて、初めて見た人も「REIGN色んな曲があって楽しいね」と言ってくれそうなバラエティ感のある構成だった。

MCで郁磨さんが動員が大台に後少し届かなかった事を少し悔しそうに、でもその「もう少し」という状態を嬉しそうに話していた。アンコールの『Bunny Go Round』の時も、逆ダイしに来ない2柵3柵の子達をしきりに大きなジェスチャーで誘って、それでも恥ずかしがって来ないのを笑って見ていた。それを見て、僕らも笑っていた。

本当に良い雰囲気のライブをするバンドになったなぁと嬉しかった。



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