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【カジュアル面談】自社の魅力を伝える惹きつけ手法まとめ

本noteは、下記「HR new trend. ポテンシャライト 3weeks calendar」の第九弾になります!

※「HR new trend. ポテンシャライト 3weeks calendar」とは:
3/30から3週間 ポテンシャライトがキャッチしているトレンド/ノウハウをnoteにアウトプットしていきます。コロナの影響でお時間が捻出できている方もいらっしゃるかと思います。そのタイミングでポテンシャライト のトレンド/ノウハウを共有しよう、という試みです。

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こちらはカレンダーになります(ちょっと写真がボヤけていますが…)。
そして、詳細な内容は下記です!

では、本題です。

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みなさん、カジュアル面談って「自己流」でやられていますよね?

そうなんです。「カジュアル面談」とググると色々記事は出てくるのですが、特に正攻法は無いのです。そのため、「各社」「各面接官」で異なる手法でカジュアル面談をされているかと思います。

ポテンシャライトは、カジュアル面談の手法は少し特殊かもしれません。ただ、カジュアル面談から面接の移行率は高いほうかなと思います。

本noteでは、カジュアル面談をする前に知っておくべきことから、カジュアル面談手法、そして自社を魅力的に語るためにはどうするか、など包括的に記載したいと思っています。


0. 意外と盲点!カジュアル面談前に知っておくべきこと

 0-1. カジュアル面談⇒面接への移行率を整理

「カジュアル面談はたくさん実施しているが、面接の数は少ない」

という企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、

「カジュアル面談にお越しいただく方は"転職意向"がそこまで高くなく、面接に繋がらない」

これもよくありますよね。何が問題なのでしょうか?そこで下記を見てみてください。

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こんな感じの遷移図になります。
ちなみにポテンシャライトではこちらで数値管理をしています。重要なポイントを整理します。上記において「●●%」と記載があるかと思うのですが、これはあくまで参考値です。

(1)カジュアル面談の「マッチング」
カジュアル面談は選考要素が無い面談です。
ただコミュニケーションを取るにあたり、お互い「合う」「合わない」はありますよね。選考要素が無いと言いつつも、企業側が軽いジャッジはしていることはご理解いただけるかと思います。つまり、カジュアル面談でもある程度振り分けはあるってことです。ここではマッチング、アンマッチと表記をしています。カジュアル面談でマッチング率は60〜70%くらいは担保したいですよね。

(2)選考意思をいただけるかどうか
カジュアル面談で採用企業側からの話を一定終えた際に、「では選考に進みますか ?」という話になるかと思います。
その際に選考意思をいただけるか否かは非常に重要です。企業側としては「良い」と判断をしたのであれば、選考に進んでほしいのが本音ですよね。上記(1)で70%マッチングをしたのであれば、「選考希望」「保留」「選考辞退」のいずれかになります。40%は選考希望をいただきたいですよね。

この2つをきちんと把握しなくてはなりません。
上記(2)の補足ですが、カジュアル面談を終える際に「では選考意思については後日ご連絡くださいね」と言い、そのまま 音信不通、 なんてことありませんか?これはよく発生していることです。これ本当にもったいないのです。

1. ポテンシャライト流、カジュアル面談の進め方

カジュアル面談は企業それぞれですが、ポテンシャライトが推奨する進め方をご紹介します。

 1-1. カジュアル面談のゴール

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ポテンシャライトではカジュアル面談のゴールをこの3点に置いています。特に重要なのは2点目ですね。1点目を実施した上で2点目を意識する、というよりはゴールに据えましょう。

 1-2. カジュアル面談の進め方

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一般的な内容ですが、こういった進め方になります。ただ、各項目を深掘りをしていくとすごく大事な内容が見え隠れしています。下記にて細かく記載していきますね。

 1-3. カジュアル面談の事前準備

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上記で見落としがちなのは、1点目ですね。
皆さんWantedly や Green からのご応募=カジュアル面談をしなくてはならないと思っていませんか?カジュアル面談の際に「今日って面談にします?選考にします?」と聞いてみてください。「御社のことも知りたいので面談ベースでお願いしたいのですが、選考要素も入れていただいて問題ありません」という回答が意外にも多いです。
求職者様からすると、せっかく時間を確保して興味がある企業との話なので、少なくても良いので選考要素を入れていただくのは嫌なことではないのかなと個人的には思っています。

 1-4. カジュアル面談の進め方

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あくまでポテンシャライトが考えているカジュアル面談の進め方ですが、こちらが好ましいと思っています。いつくかポイントを記載します。

(1)3点目と6点目の「質疑応答」
カジュアル面談なので自社説明はするかと思うのですが、質疑応答の際に「事業内容」と「職務内容」の話は混同しないほうがわかりやすいようです。そこで求職者様とコミュニケーションを取りながら進めていきましょう。

(2)7点目の「当社で得られること / 得られないこと」
こちらはハッキリお伝えしたほうが印象は良くなるようです(ポテンシャライト調べ)。このタイミングで求職者様の志向性は少なからずキャッチしているため、目の前の方が自社にジョインすることによって、得られること/得られないことは正直に伝えましょう。

(3)9点目の「次回面接日時調整」

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前述しましたが、カジュアル面談のゴールの1つである「次回面接日時調整」。遠慮してしまう方が多いようなのですが、自分(採用企業側)が良いと思ったらその場で選考意思を聞いてみましょう。そして次回面接日時をその場で確認することは失礼なことではありません。

ただ後述しますが、カジュアル面談で自社の魅力をきちんとお話できていなければなりません。


2.  カジュアル面談で最も重要なのは「魅力」の打ち出し/伝え方

これまで説明をしてきた内容は「流れ」の説明です。ただ、最も重要なのは「自社を魅力的に説明すること」です。では、魅力的に説明をするためにはどうしたら良いかを記載してみます。

 2-1. 会社の魅力を4分類してみる

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こちらはポテンシャライトのnoteでよくアウトプットしている「4P」の図です。人が企業に対して魅力を感じるのは4つに分類されると言われています。
まず前提として、会社の魅力は「何」の項目に分かれるのかを把握する必要がありますね。

 2-2. 会社の魅力を23分類してみる

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こちらはポテンシャライトが2018年よりアウトプットをしている「採用ブランディング項目23分類」の図です。上記の4Pをさらに細分化すると上記になるという意味です。

 2-3. 会社の魅力を50分類してみる

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こちらはポテンシャライトが2019年にアウトプットをした「採用ブランディング項目50分類」の表です。日々企業様と相対する上で、ブランディング(魅力)が細分化できるよね、という話になり日々更新をしています。

 2-4. 自社の魅力は何があるのか?

自社の魅力を認識しないとカジュアル面談では間違いなく戦うことができません。本noteはカジュアル面談のやり方にスポットを当てているので、採用ブランディングや採用ピッチ資料についての言及はしないため、下記を参考にご覧いただければ幸いです。

自社の魅力は当事者(社内)でもなかなか見つけられないかもしれません。第三者にブランディングに入ってもらうことによって見つかるパターンも多いかと。


3. [上級者編]カジュアル面談で活用できるテクニック集

カジュアル面談を実施するにあたり重要な「テクニック論」をお伝えしたいと思っています。各社状況が様々かと思いますが、ご参考までにみていただければ幸いです。

 3-1. ストーリーテリング

ストーリーテリングは「Story」+「Telling」の造語です。つまり自社の説明をストーリーにして話す表現のことです。

突然ですが皆さん「テレビのニュース」と「ドラマ/映画」はどちらが面白いですか?
答えは後者だと思います(8割くらいの方は後者と回答いただいてるかと思います)。それはなぜでしょうか?考えてみてください。

答えは「ストーリーがあるから」です。

ただ世の中の企業は「テレビのニュース」のような自社説明をします。
会社概要⇒事業内容⇒自社の特徴⇒経営陣紹介⇒職務内容 と話をしていきますよね。これって面白くないですよね。

ということでストーリーテリングのイメージを下記します。

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こんな感じにストーリー立てて自社を説明できれば、ドラマチックに話をすることができます。

具体事例を見てみましょう。

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こちらは「株式会社こだわり」という企業のストーリーテリングマップです。ご参考までに!

 3-2. 質疑応答は「惹きつけ」の大チャンス

これを実施するだけで採用面談が劇的に変わります!と思います。

面談/面接に質疑応答の時間があるかと思うのですが、皆さん質問に対して淡白な回答をしていませんか?淡白と言いますか、端的な回答をしていませんか?

ただ考えてみてください。「質問」はその求職者の「興味」「関心」「疑問」です。であれば、その質問を切り口にして「惹きつけ」をする大チャンスなわけです。にもかかわらず、淡白に端的に回答をしてしまうのはもったいなさ過ぎます。中途採用面談においてよくある質問に対しての回答は準備しておいたほうが良いですね。

なぜ御社に入社をしたのですか?
今の職務内容は?
どんな社風ですか?
仕事の魅力は?
人間関係どんな感じですか?

などは、ストーリー立ててお話ができるよう準備しておきましょうね。

 3-3. とにかく目の前の求職者様が大事なお客様だと思って

こちら、すごく大事です(本noteの内容すべて大事なのですが)。

面談/面接の対応が悪い企業は、こんなに有効求人倍率が高い市場においても存在しています。面接官の態度が悪く、求職者のご意向が下がってしまうことはザラにあります。

また「普通」の対応をしてしまっている面接官の方も多いです。選考上で自分(面接官)のほうが立場が上だと少しでも思っていたら、目の前の求職者様にそれが伝わります。今すぐ改心すべきでしょう。

アドバイスとしては、とにかく目の前の求職者様が大事なお客様だと思うこと。それだけ抑えて面談に挑むだけで全然変わるかと思います。是非実践してみてください。


最後に

今回は説明を割愛しましたが、カジュアル面談は有効求人倍率が上がったことや人のニーズの変化により発生したものです。昨今、市場が変化するタイミングに差し掛かってきておりますが、市場が変わったとしても優秀な方を採用したい、という想いはどこも変わらないかと思います。

これを機にカジュアル面談の手法も統一させ、採用レベルを1つ2つと上げていきましょう。

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