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【第七弾】まだ大手ナビサイトだけを使ってる?新卒採用に“Wantedly”を使い始める時代がきています

新卒採用に携わる皆さま。

初めまして(の方が多いかと思います)。
ベンチャー/スタートアップの採用支援に強みを持つポテンシャライト代表の山根です。これまで150社ほどの企業の採用支援(代行)をしてまいりました。

ついこの間(2020年3月)に僕がセブン銀行様に採用顧問として携わった記事がupされていました(少しは実績がある企業です、というPRです、恐縮です)。


突然ですが、

大手ナビサイトを用いた新卒採用に、変化(不満)を感じている方は多いのではないでしょうか?

僕はそう感じています。学生の動き方は確実に変化しています。なぜなら「Wantedly」を用いて就活をする学生が増えていくからなのです。

ポテンシャライトは「中途採用」が主な守備範囲となっており、主にWantedlyやGreenなど直近トレンドになっている採用媒体を使って、採用支援をすることが多いです。そこで、ここ最近感じているのは、

Wantedlyに学生さんの登録者がものすごく多い

ということです。
僕らが支援している企業様は、概ねWantedlyを用いて新卒採用をしています。Wantedlyは成果報酬はゼロ円です。つまり楽に採用活動ができてしまうのです。

そこで今回は、Wantedlyが新卒採用にとって重要であるツールであることを「5つ」の数値を用いて説明したいと思います。

※ポテンシャライトはWantedlyのPR屋ではありません。純粋に良いと思ってこのnoteを書いています。

Wantedlyが新卒採用にとって重要であることを5つの数値で説明してみる

では、早速説明してみましょう。

 (1)34000

Wantedlyの利用企業数です。
最初はWeb/IT業界の企業が多かったのですが、直近では大手企業や地方企業、そして地方自治体なども利用している団体があるようです。つまり、色々な企業/団体に使われています。とてつもない勢いで掲載企業が増えています。2016年頃は1万社程度であったと聞いています。約4年で3倍程度になっていますね。


 (2)225万

Wantedlyの利用ユーザー数。
2016年は30万人程度とのことだったので、4年で10倍弱まで増えていますね。最近はCMもやっていますよね、さらに登録者は増えるのかなと思います。僕の周りでWantedlyに登録していない方は少ないな、という所感を持っています。


===== ココからが ホンダイ =====

 (3)1割弱

Wantedlyの登録者の中で「学生」として登録しているユーザーの割合です。
「なんだあまり多くはないじゃないか」と思われるかもしれないのですが、
ちなみに当社ポテンシャライトもWantedlyを用いて採用活動をしているのですが、学生さんからのご応募数が非常に多いです。少し生々しい数値をお見せすると、

スクリーンショット 2020-04-04 9.24.45

上記の図は当社が募集している求人への「年齢別の閲覧比率」です。こちらは中途採用のために作成をした求人になりますが、25%程度は学生の方が見ていただいていますね(緑色の部分が学生です)。

スクリーンショット 2020-04-04 9.24.56

上記の図は「学生様用の求人」の年齢別の閲覧比率です。こちらは学生様向けに作成をしたのですが、60%ほどは学生の方から見ていただいています。

上の2つの図は「閲覧(PV)」に関してですが、ポテンシャライトの全応募者の中で学生様からのご応募は3〜4割程度。学生様をターゲットにした求人を作成したからではありますが、僕としても良い意味で意外でした。もちろん社会人の登録者比率は高いですが、学生さんのほうが時間があるため、積極的に動いているということかもしれません。

もしかしたらWantedlyって中途採用よりも新卒採用のほうが活きる媒体なのか…と最近思っていたりします。

ちなみに、

みなさんこちらってご存知ですか?「Wantedly Intern」というサービスです。
つまり、学生様がWantedlyを用いる際はこちらのサービス(アプリ)を使っているということです。中途向けに加え、学生様向けにもあるのか、という驚きもありました。


 (4)6割

MARCH以上の学歴の学生さんからの応募者比率です(ポテンシャライトの話)。
Wantedlyに登録をして就活をしている学生さんは、俗に言う「意識が高い」学生さんが多いかなという印象です。大学で学生さん達がどんな話をしているかわからないのですが、

「リクナビとかマイナビ登録した?」

ではなく、

「Wantedly登録した?」

という話のほうが多くなっているのかなと予想しています。


 (5)ゼロ

Wantedlyは成果報酬のサービスではありません。
おそらく「新卒紹介」を使われている企業様も多いかと思うのですが、成果報酬で60〜100万円程度は軽くかかってしまうかと思います。ただ、Wantedlyは月額費用のみで成果報酬は「ゼロ」です。中途採用でWantedlyを使われていらっしゃる企業様は、新卒採用も併用してしまえば良いので、コストはだいぶ低いです。


では、どのように活用すべきなのか?

Wantedlyは大手ナビサイトのように確固たる代理店は多く抱えていません(パートナー企業はおりますが、そこまで歴史がないという意味)。そこで活用方法を下記にてご紹介します。

 (1)まず重要なのは「運用アルゴリズム」を理解すること

Wantedlyは大手ナビサイトとアルゴリズムが大きく異なります。ほぼ真逆だと思っていただいて良いかと思います。

これまでの求人サイトは、

「良いプランであれば上位表示される」
「良いプランであれば特集ページが組める」

だったかと思うのですが、Wantedlyは、

「運用すればするほど上位表示される」
「求職者様にマッチした求人が表示される」
「求人は無限に作成して良い」
「採用コンテンツ(インタビューなどのフィード)は作り放題」

です。
つまり、Wantedlyの「運用手法」や「運用テクニック」を取得すれば、上位表示されるので、戦いやすいのです。

ただ、Wantedly側が定期的に「アルゴリズム」を変更しています。つまり、今正攻法だとジャッジしても、3ヶ月後には正攻法ではなくなっている可能性が高いのです(Wanatedly側からはアルゴリズムが公開されることはほぼありません)。

そんな中、ポテンシャライトは定期的にWantedlyの「運用アルゴリズム」をハックし続けています。もちろんこれが正解というわけではないかもしれませんが、ある程度この運用手法はヒットしています。


 (2)Wantedlyの一番の魅力は「採用コンテンツ作り放題」であること

新卒採用担当の方はご経験あるかと思うのですが、

「え、この採用インタビュー(コンテンツ制作)って1名分で●●万円もかかってるの…?」

という事実。
そうですよね。インタビュー/執筆/写真撮影/納品で●●万円は確かに高いです。そして、人数が多ければ多いほどお金がかかってしまいますよね。
(「●●万円」というのはインタビュー事業者によって変動するので、あえて隠しておきます)

Wantedlyであれば、何本インタビューを掲載しようとも無料です。作成し放題です。ここがポイントなんですよね。

確かにインタビューして執筆して写真撮影するのは腰が重い業務ではあるかと思うのですが、いわゆる専門業者にお願いするよりも、自社でできてしまえばかなり安上がりです。運用もしやすいですし。

※ちなみにポテンシャライトはこの採用インタビュー(採用広報)は得意です。

こちらの記事は、採用広報にまだ取り組んだことがない方には少々わかりにくい内容かもしれません。ただ、覚えておいていただきたいこととしては、大手ナビサイトや採用ホームページに、3名程度の先輩インタビュー記事を掲載するよりも、Wantedlyに3000文字くらいのインタビュー記事を10〜20本掲載したほうが、間違いなく良い影響はある、ということです。


最後に。

エンジニアの学生さんを採用しようと思っている皆様へ。

エンジニアについては特に就職活動の仕方が変わっているようです。おそらくウェブ業界の企業様は既にお気づきですし、大手ナビサイトとは別の手法でトライし始めているかと思うのですが、

僕の所感としては、大手企業様のエンジニアの新卒採用はまだナビで何とかなると思われている企業様が多いイメージです。

もう文化が変わり始めています。これはWantedlyに限らず別の手法でトライするべきです。

採用市場は大きく変わってきています。アジャストしていきたいですね。

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