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採用がうまくいかないと嘆いているあなたへ
こんにちは!ポテンシャライト 須藤です。
「採用がうまくいかない…」「何から改善すればいいのかわからない…」
最近スタートアップ企業の1人目人事の方からよくそんなモヤモヤをお伺いします。
人材紹介、ダイレクトリクルーティング、SNS、自社HPと採用手法が増えるにつれて課題が不明瞭になっていると感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
また様々な媒体で採用ノウハウが共有されているが、上流の話すぎて「聞きたいのはそこじゃない、、、」という気持ちになったり。
弊社でも今年新メンバーの入社が相次ぎ(3ヶ月で7名!)、採用業務は課題発見のフェーズでつまずく方が多いのだなと感じています。
そこで今回はそんな方々に向けて採用の課題とその施策についてご共有できればと思います!
1. 採用がうまくいかない理由を羅列してみた
そもそも「採用業務」といっても複数のフェーズが存在します。
その採用がどう進んでいくのか?を表したのがこちらです↓
採用業務は下記図の「左」から「右」へ進んでいきます。
![スクリーンショット 2021-05-13 17.14.17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52197931/picture_pc_7a591f04859c575970f25f8217200189.png?width=800)
これは弊社のサービスラインナップなので採用全体のフローとは少し違いますが、業務全体の流れを把握いただけるかと思います。
皆さんもご存知の通り、採用業務の各プロセスで様々な課題が存在しています。そして、その課題に対しての原因や施策も異なるものです。
今回は母集団の形成〜内定承諾獲得までにフォーカスしてお話しいたします!
まずは考えられうる課題を各プロセスごとで羅列してみることにしました。
![スクリーンショット 2021-04-27 20.54.50](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50979895/picture_pc_326fea2a3b1b4baec72544d818b568f6.png)
ここでの採用手法として「媒体」と「人材紹介(エージェント)」と限定した中でのプロセスになりますが、「採用がうまくいっていないな」と感じている方はどこかしら思い当たる節がおありなのではないでしょうか?
ここで気になるのは「低い」「少ない」って定性的すぎない???という点ですね。
それでは採用成功への"要素"がどんな基準で"課題"になるのか整理しましょう!
当たり前ではありますが、その数字が課題か否かは自社の過去数値、もしくは他社平均と比較することで判断していただけます。
では一体世間一般の平均値はどれくらいなのでしょうか?
スカウトの返信率はそれぞれの採用媒体に一定依存してしまいますが、書類選考〜内定承諾の平均は下記とされています。
- エントリー
↓ 40%
- 書類選考通過
↓ 30%
- 一次面接通過
↓ 60%
- 二次面接通過
↓ 50%
- 三次面接通過
↓ 80%
- 内定承諾
この数字と自社の歩留まりを照らし合わせ、誤差5%以上だと課題と認定してもよさそうです。
ここまでで一体何を解決するべきなのか?が少し明確になったのではないでしょうか。
2. 課題はなぜ課題なのか
ここまでで自社の課題は把握いただけたかと思いますが、
もちろん課題にはそれが課題たりえる原因があります。
続いてはその原因を整理して、解決するための解像度をあげましょう。
各課題がなぜ発生するのかを記載したのがこちら↓
![スクリーンショット 2021-04-27 21.29.35](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50982731/picture_pc_9666452d6e9028057607da01825f4717.png)
記載があるものは比較的粒度が大きい状態です。
ここでご理解いただけるのが、一つの課題に対して原因は複数個あるということです。
そうすると次に感じる疑問としては、「どう優先順位をつければいいの??」といったところですよね。
実はどの要因のインパクトが大きいかに関しては事例ごとに変わってくるのでなんともお伝えしづらいのですが、
原因をより小さな粒度に落としこんでいただくと取り組むべきことが絞り込むわかりやすいかと思います!
例えば、スカウト返信率が使用媒体の平均値よりも低かった場合、
考えられる原因は下記のとおりになります。
![スクリーンショット 2021-05-13 19.02.25](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52204588/picture_pc_178fb5da7015335eac7a4b18c4acda08.png)
(スカウト返信率って変数が多いんだな・・・)
そこから「スカウト返信が来ない理由」をさらに詳細化し、それぞれの原因と結びつけます。
- [原因]
開封されていない
[仮説]
・送付タイミングが悪く埋もれてしまっている
・タイトルで魅力を訴求できていない
- [原因]
開封はしたが、返信されていない
[仮説]
・文面で魅力が訴求できていない
・対象者が要件とずれている
このように課題をさらに仮説へと落とし込むと、一気に検証をしやすくなるかと思います。
3. 参考資料
ここまででどう課題を特定し、原因を探るかに関してはご理解いだけだのではないでしょうか。
最後はそれぞれの課題に対する仮説や施策の参考になりそうな弊社発おすすめブログをご共有させていただきます!
3-1. 母集団形成が課題の場合
求人作成方法に関して
150社分の求人内容をハックし、「効果的な求人とは?」を整理したものです!
媒体運用方法に関して
Wantedly
求人を掲載しているだけでは意味がありません。どう自然応募を集めるか?のコツがまとまっております!
Green
自然応募数増加の要となる「活用度ランキング」を上げるためのノウハウをまとめております!
人材紹介会社とのコミュニケーションに関して
「エージェントさんからご紹介を頂戴できない、、、」という悩みをお持ちの方はぜひ!お付き合いのうえでのtipsを整理しました。
3-2. 選考過程が課題の場合
カジュアル面談に関して
カジュアル面談は候補者に対して自社のプレゼンをする場です。そこでどんなことをお話しると効果的なのか?を解説しています!
面接見極めポイントに関して
何をもってして合否の判断をすればいいのかが曖昧、、という方はぜひ!見極め手法に関してお伝えしています!
選考途中の対応について
近年話題の「候補者体験」について考えた記事です。何を、どう整えれば良い体験と認識してもらえるのか?が記されてあります!
3-3. 内定承諾が課題の場合
選考体験(惹きつけ/オペレーション)に関して
候補者が企業を認知〜内定承諾するまでをキャンディデイとジャーニーとし、そのプロセスごとで取り組むべき施策をまとめております。
魅力設計に関して
スタートアップ/ベンチャー企業が採用市場においてどのようにしてブランディング力を身につけるのか?というノウハウを今年アップデートしました!
4. 最後に
今回は採用における課題、原因、そして施策の立案方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「採用がうまくいかないけど何をしていいのかわからない…」と悶々とされている方が少しでもどんな行動を取れば改善できるのかの解像度を上げていただけたら幸いです。
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