くじら、私の全てを覚えていてね

死にたいという発想力や想像力さえ失われた今日。
取りかからないければならないと思ってイラストレーターを立ち上げて、絵を見るんだけど、何も思わない。どうにかしなきゃいけないのに何も思えない。先週の情熱が吹き飛んだ。
不具合のある精神は、治療したらOKというものではないと思ってしまう自分がいる。私は、一番クリエイティビティが発揮される精神状態を優先していたいだけなんだ。
カウンセリングを受けても、私を早く成敗してくださいとしか思えないし。僕を医者は救えない〜🎶です。結局自分のバグは自分で治すか、死ぬか、諦めてバグり続けるのか決めなきゃいけないの。何かに救いを求めるのはもう遅い。だから、何か作って自分で存在意義を見出していくしかない思っていたのに、それができなくなると本当に生きている意味がない。私は自分の人形を作りたかった。
頭の中に自分アンチがいて、そのアンチが私に悪口を言うたびに、もう1人の私は、苛立って激しく反論している。その論争が常に頭の中で繰り広げられている。
たった一つの自分になりたい。ただそれだけ。毎日それ。自分の認識している自分なんて自分の全てではない。
なんだか死んだら一つになれる気がする。バラバラに散らばったものたちが、ここにいましたとでも言うように一瞬点滅して、私がそれを全て認識できた途端に死んでいく。そうやって、一つになれる気がする。
私は、忘れたくない病。薬で、精神の飛び出たところを切り落として、ヤスリで削って、丸くして、そうやって捨ててしまった自分を忘れていくことも、感情をその瞬間に言葉にせずに忘れていくことも怖いのずっと。
今日大量のくじらが出てくる夢を見た。めっちゃ怖かったけど。ここ何ヶ月もくじらを見た記憶はないのに、夢に出てきた。私の脳みそが私の認識できないところから生み出したのなら、私が忘れてしまったことも、くじらが覚えてくれているのかな。くじらが夢に出てきて教えてくれたのかな。今日もくじらの夢が見れますように。そうしたら、忘れることを怖がらずにいられるね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?