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5月・6月の振り返りやっていく |#記録#振り返り

暖かいどころか暑い日が続く時期になった.毎年,この不定期な時期になると体調がどこかすぐれない… 本文の前に最近気になったエピソードを聞いてもらいたい.

最近,中学の頃の親友と会う機会があった.そこで「最近何してるの?」とありきたりな質問をされ,「卒論したり,残りの単位取得のために課題したり,音楽作ったりしてる」と答えた.友人は「音楽?なんか楽器やってたっけ?」と尋ねてきた.もちろん楽器などしたことがない.ピアノも弾け無いしギターも弾けない.しかし,頭に浮かんだフレーズを打ち込みで音に変えるだけで音楽はできるのだ.
この話から気がついた.おそらく『今の時代,始めようと思えば何でもできる』にも関わらず,やってみる前から「できない」で諦めていることが多く存在しているのではないだろうか.
「やりたいことならとっくにやっている」かもしれないが,「やってみたら案外できること,才能がある」ことを「できない」で眠らせている人が多くいそうだ.その人のために,芸術にも専門学校が存在しているのだろうと考えに耽っていた.

5月に考えた断片

作曲も振り返りも捗らなかった5月,6月とまとめて振り返っていく.

| 5月 歌ってみた(#62〜64)
#62  永遠のあくる日 / てにをは

原曲がAdoさんが歌っているため,男性には少し高い曲であった.しかし,この曲を初めて聞いた時,透き通るような「てにをはさん」の曲に「Adoさん」の繊細な裏声に惚れ,挑戦してみた曲だ.
instのキーを変えずに歌ったが,静かな曲の中でいかに綺麗な裏声を乗せていくかを考えながら歌った.歌ってみたをしている人の特権であるが,ボカロPさんの作るinstが素晴らしいことに気づかされる.

#63 妄想感傷代償連盟 / DECO*27

ボカロを聴いて育った人なら誰でも知っている「DECOさん」の有名な曲だ.頭に染み付いた曲であったが,歌ってみると意外と難しい曲で歌い手さんすごいってなりました!!
Mixでは初めて「iZotope Necter3」を利用してみた.自動Mixにかけて完成させた作品だ.音質はマイクや環境に依存してしまうが,完成の音源参考にしてもらいたい.初心者の方は安いのでおすすめです!!


#64 酔いどれ知らず / Kanaria

Kanariaさんの最新曲だ.オシャレなメロディーにキャッチーなKanariaさんらしさが表現された曲である.音域も広くなく,自分にあったピッチで歌えば誰でも個性を出せそうな曲だ.
今回は歌う前からイメージが湧き出てきたため,録音からMix,完成までスムーズにできた.オク下でカバーをするとき,淡々と曲が進行してしまう.そのため,オク下を主でサビで広がりを出すために原キーを重ね歌った.また本来,後からMixでハモリを作成することが多いのだが,実際に歌うことでメインを邪魔することなく自然に馴染ませることができた.
KanariaさんはいつもMIDIデータを配布してくれているので,是非使ってみてください!それだけでMixのコーリティーは上がるので!!

#65 鳥の歌

Key作品,Airのopの曲だ.とても綺麗な曲調で懐かしさを感じるアニソン.本家を知らなくても,ピアノのみのバージョンで聴いたことある人もいるのではないだろうか.
カバーするにあたって,原キーで挑戦してみたが安定感がなかったため断念… 結局,オク下で歌ったが物足りず,サビのみ原キーをコーラスで重ねた.Mixはとても迷走し,コーリーティーには自信が全くない…  Reverbを2つ挿すという新たな挑戦をしてみたが,低音がぼやけ,バランスがとても難しかった.バラードMixはReverbとDelayで理想を再現できずにいつも妥協している…誰か助けて…良い塩梅を見つけられるまで課題である.

#66 デイバイデイズ

やっぱりsyudouさんは最高!!
『キュートなカノジョ』や『カレシのジュード』と同じ世界観の曲である本作は,2番からガラッと曲調が変化し,ラップ調なメロや早口言葉のようなテンポの変化など今流行りの曲調を盛り込んだ楽曲となっている.
また,歌詞からも上記2作で登場した2人のストーリーの集大成であることが考察できる.それぞれの視点で語られていた2曲が一つにまとまった作品である.
そんな本作ではベースの奇妙さを残しつつ,癖のない表現を軸にガナリやエッジボイスを少量入れることで状況の移り変わり,感情の変化を全体を通して表現した.Mixでは高音を左右に逃したり,空間を節々で変えてみたりなど,曲の移り変わりをメリハリで表現できるようにした.本家のMixをリスペクトしつつ,歌い方に合わせて個性あるMixをこだわって表現することができた.

| まとめ
歌唱の成長に限界を感じた2ヶ月となった.
日々,歌唱を訓練していく過程で,高音(hi/low)をいかに綺麗に出すか,楽曲に合わせた自然な表現を広げていくにはどうしたら良いかを探求している.その上で自分の声の限界を知っていくことはとても大切だ.ヒトカラでバラードやロック,女性の曲や低い男性の曲までひたすら歌い,アウトプットからプロと比較することで個性や足りない部分が多く見えてくる.自身でMixをすることで,完成を考えたコーラスのテイク録りや表現をすることも可能である.そんな中で,やはり自己分析の限界を感じたという表現が妥当かもしれない.
何を歌っても成長が見られない.地声の音域はMid G#,裏声はHi A〜G.地声をいかに伸ばしていくか大きな課題だ.そんな歌唱について真剣に考えた月となったのかもしれない.

大学生のぼやきを最後まで読んでいただきありがとうございます.今後も精進していきますので,お歌聴いて応援していただければ幸いです.


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