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日本の崩壊なしに、外国との鎖は断ち切れない

本記事を読むまえに、もしまだ最初の投稿を読んでいなかったら、ぜひそちらをののぞいてみてください。


日本が崩壊するしないはともかくとして、
今の日本の残念極まりない状況が、もし完全にリセットされとしたら、日本をどうしたいか? どんな再構築をしたいか?
という視点を持つことは、実は「希望」に反転しうることだと思います。
相手をビートするのではなく、落としどころを相互に見つけあうような建設的な意見交換を心から望みます

さて、前回、以下のようなことを箇条書きでまとめました

日本崩壊のメリット

  • 外国人の存在と影響がかなり少なくなる

  • すべての社会本題は吹っ飛ぶ

  • 既得権益がゼロになる

  • 資本主義のリセットができる(社会主義に行くわけでは決してない)

  • 日本人としての精神を大事にした生き方を再定義できる

  • 信頼できる農業を構築し、心身豊かな生活の基盤を作れる

  • 教育システムをゼロから作りなおせる

  • 文化は滅びない!

外国人の存在と影響がかなり少なくなる

別に上から順に書いていくつもりはないんですが、個人的に今書きたいことがのでまずはこの問題の整理からやっていきたいと思います。

まず昨今問題になっていますが、日本の土地は外国人でもかなり自由に買うことができますよね。日本で有数の景勝地で素晴らしいエネルギーにあふれる軽井沢やニセコの不動産の購入者は、今やほとんどが外国人です。沖縄の無人島の土地が中国人に買われた問題は、軍事戦略的な問題も内包し、どこまで容認できるかが問題になりました。
私はこの点に関しては、問題としては問題ですが、不必要に騒ぎすぎとも思っています。というか、「ほら! 中国が攻めてくるよ!!」という問題のすり替え報道にどうしても思えてしまって、中国脅威論からの米国依存強化(=武器買え)につながってるのかなと思ちゃっています(異論あればぜひ)。まあ場所と土地の特質などの問題もあると思うのですが・・・。
ともあれ、長渕剛さんによれば、「日本の土地が買われる=日本が奪われる」です。ちょっと直情的な意見とは思いますが、私は基本同意です。日本は今、日本の本質ともいえる財産を、本来は同質の価値をもたないはずの外資に買われ、奪われ続けているのです。

また、日本の上場企業で、外国の資金が入っていない会社はほぼないでしょう。これは今のお金の流動性を考えれば当たり前なのですが、日本の株式市場は外国資金の思惑で右にも左にも上にも下にも行く状況です。

政治は完全に食い物にされているといっていいでしょう。国防費40兆円は正直衝撃でした。円安のタイミングもあったのでしょうが、これだけ国民の貧困化が隠し通せなくなっているにも関わらず、世論無視と報道封鎖で押し通しましたが、これ誰が納得してるのでしょう? フランスあたりなら100万人規模のデモが起こっているのではないでしょうか? 

他にも例を挙げればおそらくキリがないと思います。
まあ動かない結論として、日本は外国の思惑で常に乱高下し、大嵐にも突入させられ、そして猛烈に搾取され続けています。
私は決して高所得者ではありませんが、社会保険料、所得税、消費税、住民税、固定資産税を合わせると、5割以上の収入が国庫へ流れています(社会保険料は納めている金額で換算)。私は税に詳しくならざるを得ない経営者だからこそ気づけますが、サラリーマンの方は意外と気づきにくいでしょう。搾取の手口は巧妙極まりないのです。
岸田さんは、日本にはまだ増税の余地があると発言されていますので、さらに消費税を上げてくるのでしょう。日本はグローバルなビジネスで勝機はないのに、搾取の手綱はより締め上げられているのです。

外国との関係性と干渉。これは実際に、日本を縛る一番大きな鎖です。GDPが下降して二けた台の順位に落ちても、挙句の果てにデフォルトしたとしても、外国から縛られた鎖から自由にはならないでしょう。

日本が崩壊すれば外国の影響はなくなるのか?

これは日本がどう崩壊するのかによって変わります。なので、仮定としてここでは大災害によって日本が崩壊するものとして話を続けます。
※それ以外の崩壊、たとえば経済的停滞だけでは国はなくならないでしょう。戦争はあり得ますが、おそらくは外国からの影響は逆に強くなるでしょう。最もユニークな視点で語れるのは大災害でしかないのです。
大災害が起きるーー。例えば南海トラフ地震、富士山噴火、首都直下型地震の最大規模のものが同時に起きたとしたら、日本は無事崩壊するでしょう。
国としての機能はもちろん、生産力は失われ経済的な競争力はほぼゼロになり、人口は半減以上の大惨事となるでしょう。
各国からの支援は山のように届くことでしょう。日本はしばらくの間、再び立ち上がるまでの間、諸外国に食わせてもらうような状態が続くことが予想されます。

ここからどう立ち上がるのか?

日本が本当に、日本民族の本質を復活させるような、日本人が本当に幸せになれるような国を作ろうとするなら、手段は鎖国に近い状態をつくるしかないと思います。少なくとも、立ち上がるまの決め事の決定に、外国の介入を完全に排除する必要があります。
そのチャンスは、この崩壊からの再起動にしかありません。
すべては、その瞬間にかかっているといえるでしょう。

後にちゃんとふれようと思いますが、日本民族の本質とは、東日本大災害の時にみられたような、被災した人々たちの、余裕なんか1ミリもない精神状態の時ですら、助け合い行列にならぶという、秩序を失わさない精神性です。

その最初の決め事を、日本民族の本質をしっかり理解した日本人の手でやりきる必要があります。資金、資材的に危機的状況ではあっても、ここに外国人の介在を決して許してはいけないのです。
※ここでは外国人=日本人の精神性を理解せず合理的な判断で意思決定をする人と仮定しています。例外的な存在はもちろんいると思います。

その結果、起こるべき決め事は
・日本人的価値観の再定義
そして
・資本主義社会の枠組みからの脱却
となるべきです。

その決定をするのには、おそらくとんでもない労苦が伴うでしょう。理由は外国がその決定を簡単に許さないからです。

この話、もう一回させてください(次回に続く)


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