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30代前半、女性の人生鬼門だらけ

ここ数年キャリア相談に乗っていた後輩が、ついに転職することが決まったと連絡をくれました。

彼女は真面目でクレバーだけど、あまり器用なタイプではなく、自分の人生とキャリアを一生懸命考えて、転職することを決めたそうです。


新しい門出を応援してあげたい!!


そんな彼女は30代前半(33歳くらいかな?)。

前職でコンサルティングファームにいた際、「30歳を機に転職した」という男性が多い印象でした。

私自身は33歳で初めて転職を考えて転職活動をしたので、「なんで私は30歳という節目の年に、キャリアのこと考えなかったんだろう?」と思い返してみると、30歳って絶賛育休中で、初めての子育てでほぼ記憶ゼロのタイミングだったことを思い出しまいた。。。


なので、30歳だと男性は無邪気に転職を考えられるけど、女性はライフイベントによってはそれどころじゃないよ・・!という場合があるんだなと。


前述の後輩ちゃんも、33歳で初めての転職ですが、本人は結婚後ずっと子供をいつ生むのか悩んでました。

それこそ、会うたびに「いつ子供産むのがベストですかね?」みたいな話をしていた気が。


でも、彼女は子供を産む前に転職をすることを決意しました。

そこには、私にも話していないような、本人の中でも葛藤はいろいろあったと思う。

実際、子供を産もうと思うと、女性は35歳という年齢を大きく意識しなきゃいけないし。

でも、それまでに子供を授かれるのかも分からない。


色々変数が多い中で意思決定をしなきゃいけないわけで。


しかも、転職は失敗だったらまた仕事変えればいいけど、子供は産んだら後戻りはできないから。



個人的には、子供を産むベストなタイミングは一生来ないと思っています。

ベストなタイミングを一生懸命考える暇があったら、「産んだ時がベストなタイミングなんだ!」と思って自分を納得させる方が建設的な気がするよ。


産んでみたら、記憶がないくらい疲れてるし眠れないし、それで職場復帰したら時短でキャリアが積めない気がして悶々とするし。

(え、じゃあなんでそこまでして子供産むの?と言われると、もうそれは本能で(遺伝子で?)欲しくなるとしか言えない。)



ベストなタイミングを待つのではなく、自分でベストなタイミングを作る、ことが主体的な人生設計につながりますね。

これがなかなか難しいんだけど。





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