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【新年度】中学1年生の勉強をうまくスタートさせるためには#1

子どもが4月から中学1年生だけど、勉強大丈夫かな。。。。

そう思われている保護者の皆さんは多いかと思います。

小学校までの内容はなんとかついていけたものの、中学校になると内容はそれなりに難しくなります。

そして、私立の中高一貫の学校は尚更です。

学校によっては中学1年生から高校の内容をバンバン進めていくので、全くついていけずに勉強が嫌になってしまう場合もあるでしょう。

せっかくの中学校デビューですから、勉強ではしっかりと良い成績を残したいものです。

そこで今回は、中学生1年生が勉強で躓かないための重要なポイントをお伝えします。

現役教員が「これは絶対やってほしい!」

という内容を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。


1. 学習の時間を定めて、ルーティン化する

はじめに言っておきます。

これがもっとも重要なポイントです。

学習をルーティン化することにより、勉強の習慣がつき、学力がどんどん伸びていきます。

逆にテストの点がよくない子は、勉強が習慣化されていないケースがもっとも多いです。

ほとんどの生徒にとって、学力が伸びない、成績が悪い原因は、

「量をこなしていない」

ことにあります。

地頭が良い悪いの問題もありますが、それよりも大事なのはどれだけ勉強と向き合うことができたかです。

日々の学習を習慣づけて、まずはしっかりと量をこなすようにしましょう。


では、中学1年生は、どれくらいの時間を、どれくらいの頻度で勉強に費やせば良いのでしょうか。

今日はそこを深掘りしていきましょう。

1-1 一日にどれくらい家で勉強したら良いのか

さて、ではどれくらい勉強したら良いかという内容についてです。

どれくらいやれば良いかというのは、その子の理解度や、目標とする進路によって大きく異なります。

したがって、本日は
「難関大学を目指している」
「国公立ならどこでも」
「大学に行く予定はない」
の3段階で分けて考えてみます。

・「難関大学を目指している」のであれば、地域の最難関の高校に行く必要があります。ちなみに難関大学についてですが、よく旧帝大+東工大、一橋大、神戸大のことをよく難関10大学と言うふうに呼んでいます。

地域の最難関の高校に行くためには、それなりに勉強しないといけません。

目安として、
「学年+1時間」が妥当な勉強時間と言えるでしょう。

よって、中1は一日2時間が目安になります。
まずはこの水準を達成することを目標にしてみてください。

・「国公立ならどこでも」と言う場合には、県内の中堅高校に入れば、そこそこ真面目に勉強したり、推薦を使うことによって国公立の大学に通うことは可能です。

「学年と同じ時間」で良いと思います。
中1はまずは1時間の勉強を目標にしましょう。

・「大学に行く予定はない」と言う人は、授業にさえついていけたら良いので、時間に縛られる必要はありません。その日の授業を振り返り、疑問点等がなければそれ以降は無理にしなくても良いかと思います。
しかし、わからないところがあれば、毎日しっかりと疑問解消に努めるべきす。


1-2 勉強におすすめの時間帯

次に勉強におすすめの時間帯ですが、個人的には
「放課後すぐ」が一番良いです。

部活をやっていない人、部活がない日は放課後すぐ勉強するようにしてください。

この理由は2つあります。
1つ目は、「後に回すとそれだけ余計なストレスがかかる」からです。
人間、嫌なことを後に取っておくと、ついそのことが気になってしまうものです。

「勉強をしないといけないな。。」と思いながらだと思いっきり遊べなかったりするので、なるべくやるべきことは早めにやってしまいましょう。

2つ目は、夜の時間帯は勉強にはあまり適さないからです。

ご飯を食べた後は人間の身体の仕組み上眠くなりますし、お風呂に入った後も同様です。

これらを済ますと、基本的には体は寝る準備をし始めます。
そこに鞭打って勉強をするのはそれなりに大変ですよね。

勉強はなるべく早く済ましてしまいましょう。


しかし、部活がある子はそうもいかないと思います。
その場合は、「風呂とご飯を20時までに終わらせて、その後2時間勉強する」と言ったように、具体的な時間を決めて、その時間が来たら自動的に身体が動くくらいルーティン化すると良いでしょう。

そうすることで、成績はしっかりと伸びていきます。


明日は中学生1年生が勉強で躓かないための重要なポイント「その②」をお伝えします。

乞うご期待!


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