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私って文系?理系?進路選択で失敗しないために📖

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
本日は、文系・理系の進路選択の選び方についてです!

多くの学校が高校2年生に文系か理系かを選び、そこから大きく学習内容が変わってきます。

高校生にとっては、かなり大きなイベントとなります。

この文理選択を十分に考えずに行なってしまうと、後々大きく後悔することになります。

「私って文系だったかな。。」「なんか理系の仕事に興味が湧いてきた。。」

このように考えて、高校三年生で文理変更をする生徒は毎年何人かいます。
しかし、現実は厳しいです。

高校2年生の間に、理系は理系の授業、文系は文系の授業を受けています。単純に考えて、一年分のブランクがあるのです。

理系は基礎以外の理科を2科目やりますし、文系は社会科目を2科目やっています。2年生の間に、かなりの進度で進んでしまっています。

このブランクを埋めることはそうそう容易ではないでしょう。

したがって、高校1年生の3学期の選択の際に、よくよく考えて文理選択に臨む必要があるのです。

では、どのようなことを念頭に置いて文理選択を行えば良いのでしょうか。
皆様に惜しみなく共有させていただきます。

文理選択の際に気をつけるポイント

気をつけるべきポイントは、以下の3つです。

・将来を見据えて選択
・やっていて楽しいと感じる方を選択
・どんな問題や学習内容が好き?
・迷ったら理系

将来を見据えて選択

まずはこれが一番大事でしょう。
受験というのは将来の選択肢を大きく左右します。

医者になりたかったら医学部に入るしかありませんし、教師になりたかったら教員免許を取得できる大学に進学するしかありません。

将来の方向性が決まっているのであれば、その進路が実現できる大学を目指すことが良いでしょう。

ただ、一つ注意しなければならないことは、よく考えずに決めた進路は、後々変わりやすいということです。

なんとなく給料が高いからという理由で医学部を目指すと、学力が足りずに高3の途中で進路変更を余儀なくされるということも非常に多いです。

また、医学部に入れたものの、「やっぱり医者になりたいわけじゃなかった」と在学中に気づき、中退を選択するということもそれなりにあります。

きちんと自分の将来を見つめて、ゆっくり時間をかけて考えた後、それにあった大学を見据え、文理選択をしてください。


やっていて楽しいと感じる方を選択

つまらないことを毎日繰り返すことは苦痛に他なりません。
数学が好きなら、数学を遊ぶように毎日やることが理想ですし、そうすれば知らない間にものすごい力がついています。

結局何事においてもコツコツと続けることができた人が最後には勝ちます。

そして、継続することができる人というのは、いつもその事を「楽しんでできている」人のように思います。

楽しいと感じられれば感じられるほど、続けることが苦にはなりません。

大学に進学した後も、就職した後も、それらを続けることができるでしょうし、自分の武器になるでしょう。

特に将来を見据えた時の縛りがないのであれば、楽しいと思うことから文理選択を行うことも良いでしょう。


どんな学問や学習内容が好き?

「好きな教科なんてない!」という人は、各教科で問題を解いている時のことを思い出してください。

国語の記述のように、自分にある程度解答の裁量権が与えられていて、自分なりの表現で回答することが好きですか?

それとも、グラフやデータから数値などを読み取って、一つの法則性や関係性を見つけるような論理的思考力を試すような問題が好きですか。

文系的な問題が好きか、それとも理系的な問題が好きかで、自分に向いている教科や科目がわかることがあります。

それらを手掛かりにしてみることも良いでしょう。


迷ったら理系

最後は、どうしても決められない!という人に向けてです。
上記の項目でよくよく考えても決められなかった場合は、理系を選択しましょう。

これはなぜかというと、文理変更がまだ可能なのが理系だからです。

文系から理系に転向することを理転と言いますが、理転している人は滅多にいないです。

理転はそこから物理化学生物のどれか2つをやらなければいけないですし、数学でやらなければいけない範囲も大幅に変わります。

これがあまりに大きな負担となるので、なかなか理転する人は現れません。

一方で文転でしたら、毎年何人かいる印象です。
理科は基礎でよくなるし、数学の範囲もグッと減るので、場合によっては、無双できる人もいます。

社会も1科目増えますが、現社や政治・経済、倫理であれば、理転して物理や化学をフルでやるよりは随分とマシです。

したがってどうしても進路選択ができない場合は理系を選択することがおすすめです。

しかし、これはあくまで消極的な選択方法なので、なるべくこの選び方はしないほうが良いかと思います。

よく考えて、お子さんが納得した文理選択ができることを願っています。

それではまた明日!

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